すごいよ。『たくさんのふしぎ』っていう、実は雑誌。しかも2月号になるんだね、これ。角幡さんの『極夜行』の子供版。
いや〜 男の子とかこういうの、夢中になって読んじゃいそうだな。何度も何度も読んで、全部細かいフレーズまで覚えちゃうんじゃないかしら。
そして角幡さんの文章はもちろんだけど、イラストがとにかくすごい迫力。真っ黒っです。真っ黒(笑)。
そして太陽のシーンなんか、めっちゃ眩しい。イラストレーターは山村浩二さんっていう方なんだって。素晴らしいコラボ。これ「ツアンポー」とか「雪男」でもやってほしいなぁ。福音館書店。さすが素晴らしい。
これはロングセラーになるんじゃないかしら。いや、反対に全然売れないかもしれない。でも読んだ子たちにはすごい影響力を与えそう。そういうパワフルな作品です。大人もぜひ。後書きの『魔王の真の姿』は角幡さんの子供たちへのメッセージだ。真面目に書いてる。ちょっとグッときた。素晴らしい。こういうの、もっとたくさんやっておしい。あおちゃん(ペネロペちゃん)が読めるようになるのも、もうすぐだしね。
PS
読書のBGMには、こちらをどうぞ〜 ナヌーク。みんな元気かな。
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巻末の文章が、Webで公開されました。ぜひ読んでね!
たくさんのふしぎ「極夜の探検」の巻末のよせた文章がウェブに掲載されました。— 角幡唯介 (@kakuhatayusuke) January 6, 2020
今月の新刊エッセイ特別編|角幡唯介さん『極夜の探検』|ふくふく本棚|福音館書店公式Webマガジン https://t.co/iaUn15nTAK