ヘルペスになった。
時々友達で口の周りに湿疹ができている人がいて、そういうのをヘルペスって呼ぶのは知っていた。免疫力の低下やストレスを感じたりするとなる病気らしい。結構なってる人多いよね。そういう疾患とは縁がなかったわたしも流石に今の体調が長引き免疫力が落ちているのか、ついにヘルペス発症という事態になった。そこにいたるまでの経緯・回復の様子をまとめておきたい。
あくまでわたし個人のケースなので、担当医や症状によっていろいろだと思う。あくまで参考程度にしておいてください。
昨年大きな手術をして、手術自体は成功したものの、そのあと栄養障害を起こしてしまい、体重が激減。現在少しずつ回復しているものの、まぁ、免疫力が相当落ちてるってことでしょうか。ヘルペスを初めて発症しました。何はともあれ、自分用メモとして、ここに記録を残しておきたいと思います。
<火曜日>
歯医者にひさしぶりに行き(1年あいてしまった!)口の中をお掃除したら、虫歯が見つかったと同時に右上あご裏に妙な違和感が。歯の知覚過敏っぽい感覚。歯科医院の女医さんに「ここ、違和感あるんですけど、虫歯とかないですかね」と聞くと、女医さんは「今、見たところ大丈夫ですね。よくお掃除するとかくれてた部分が剥き出しになるので時々そういう症状になる方いますけど、すぐ治りますよ」とのこと。ふーん。でも、今思えば、これがヘルペスの前兆だったのだ。
<木曜日>
どうも鼻の右側に湿疹のような赤い腫れがあるらしく、ちょっと皮膚が固くなってる。この日は違和感程度。口の中は、まだ違和感はあるが、ひどくなったりしている感じはしないので、そのまま放置。
<金曜日>
湿疹が赤くなってきて、大きくなってきた。いよいよ変だ。明日の朝になったら病院行こう。皮膚科だな… 水膨れもできている。ネットで調べるとヘルペスか帯状疱疹らしい。この水膨れが破裂して汚い液が顔にかかって、そこから湿疹が広がっているような気もして怖い。でも不思議なんだけど、本当に顔の半分にしかでない。面白いよねぇ…
<土曜日>
朝起きたら目の方まで腫れてきた。その状態で朝1で近所の皮膚科へ。若いお医者さんが「ヘルペスのうたがいがありますね。まず5日間この薬を飲んでください」と言う。「目はひどくなるようだったら念のため眼科も行ってください」とのこと。症状が収まるまで1週間から10日くらいかかるらしい。はぁ〜。涙もでるので、眼帯を薬局で買ってつけてみる。なお調べたところによるとヘルペスって本当に初回は医者薬を飲まないとダメらしい。再発することは今後たくさんありうるのだが、それは市販の薬でも前兆が見えた時に対応することで重篤化しないですむこともあるらしい。メモ、メモ…
<日曜日>
ケルティック・クリスマスの公演で販売やらなきゃいけないのに、顔がお岩になってしもた。食品もあるってのに、納品はともかくこんなんじゃ売り場に立てない。友達に助っ人を頼む。ひどい顔をしてるのに、いつもお世話になっているライターさんと会うと「来年はあれをやって、これをやって」と興奮気味に語る自分がいる。ほんとわたしってこの仕事を愛してるよね。それにしても薬が効いているのか、いないのか。よくヘルペスになると痛いというが、痛みや痒みはなく、違和感があるのは口の中だけ。あと目の目やに。そして水膨れがときどきやぶれて液体が出る、など… とにかく見た目がひどい。久しぶりにあう友人たちに「赤羽で喧嘩しちゃってさー」とか冗談を言うのもなんか虚しい。とほほ… 夜になると体もだるくなってきて、患部が腫れてきた。立ち食いそばを王子で食べて帰宅。バタンキュー。腫れたところを冷やして寝てみた。冷やすと気持ちがいい。はぁ〜
<月曜日>
うちの近所は子供が多いエリアで病院もたくさんあるのだが、眼科だけはバスにのって駅前まで出ないといけない。でも飛び込みでいった眼科はスタッフ皆さんテキパキしていて、女性の医院長で、女性の担当医で、説明もわかりやすく、今までいったどの医者よりも信頼できる感じだった。素晴らしい! そこで検査をし、角膜までヘルペスがきてないかの確認。そこで聞いたのが、ヘルペスのウィルスって倍々で増えるらしい。だから皮膚科でもらったあの5日間の薬だけど、早く飲めれば早く飲んだ方がいいらしい。また顔に出る場合はエリアが3つあって、そのうちのわたしは2のエリアに出ているのだそうだ。ここにでると目までくる可能性が高いんだそうです。また市販の眼帯をしていたのだけど、いやでなければ剥き出しにして乾かした方がいいらしい。王子でハラミの焼肉ランチを食べて元気に帰宅。出してもらった点眼薬とクリームを塗るとだいぶ楽になる感じ。ありがとう、先生! とはいえ疲れた。早く体力回復しないかなぁ。
<火曜日>
あいかわらずお岩状態。急死された友人の奥様のお通夜があったのだが、あえなく欠席。それにしてもひどい顔になった。患部はそれでもだいぶ乾いてきてカサブタになってきている。これシミとかになって残りそうだなぁ。そういや皮膚科にしみとりレーザーのポスターあったなぁ。やってみるかなぁ(と、すっかり医者好き体質に)
<水曜日>
もらったヘルペスの薬のうち、なぜか2錠をつまらない理由で紛失。追加をもらいにいくために皮膚科を訪ねるが、おやすみ。あらら。まぁ、ついでに…ということで正月休み中、高血圧の薬がなくなりそうだったので、それをもらいに同じビルに入っている内科の先生を訪ねる。ここのI先生、個性的だが好きな先生である。「あらら、ヘルペスですね」とわたしの顔を見るなり言う。そしてここで皮膚科の先生に出してもらうはずだった薬も出してもらう。「まぁ、最後の2錠なんてなくても大丈夫だろうけど、ウチでも出せますから」とかなんとか。ほっ。「なんかだいぶ落ち着いた気がします」と言うと「ヘルペスはウイルスの増殖の根を断ち切れば、それでぐーーーっと引いていくんですよ」と説明を受ける。しかしこうやっていろんな種類の先生が自分のコンディションを見てくれてるって、かなり贅沢。日本の医療制度に感謝。ありがたい。「大変な1年だったけどハッピークリスマス」と声をかけられる。血圧の数字はだいぶよくなった。一時は170とかあって、このまま死ぬか…と思ったが、今は135程度。それだってまだまだ高いけど…。
<木曜日>
異変を感じてからちょうど1週間。ヘルペスウィルスストップ薬は昼にて完了。ほっ。明日は再度来るようにいわれている眼科検診の日。あの女の先生好き。明日が楽しみ。そういえば、右の鼻からだけ出てた鼻水も止まった。回復に向かっている時間は嬉しいし、楽しい。
その2に続く…
時々友達で口の周りに湿疹ができている人がいて、そういうのをヘルペスって呼ぶのは知っていた。免疫力の低下やストレスを感じたりするとなる病気らしい。結構なってる人多いよね。そういう疾患とは縁がなかったわたしも流石に今の体調が長引き免疫力が落ちているのか、ついにヘルペス発症という事態になった。そこにいたるまでの経緯・回復の様子をまとめておきたい。
あくまでわたし個人のケースなので、担当医や症状によっていろいろだと思う。あくまで参考程度にしておいてください。
昨年大きな手術をして、手術自体は成功したものの、そのあと栄養障害を起こしてしまい、体重が激減。現在少しずつ回復しているものの、まぁ、免疫力が相当落ちてるってことでしょうか。ヘルペスを初めて発症しました。何はともあれ、自分用メモとして、ここに記録を残しておきたいと思います。
<火曜日>
歯医者にひさしぶりに行き(1年あいてしまった!)口の中をお掃除したら、虫歯が見つかったと同時に右上あご裏に妙な違和感が。歯の知覚過敏っぽい感覚。歯科医院の女医さんに「ここ、違和感あるんですけど、虫歯とかないですかね」と聞くと、女医さんは「今、見たところ大丈夫ですね。よくお掃除するとかくれてた部分が剥き出しになるので時々そういう症状になる方いますけど、すぐ治りますよ」とのこと。ふーん。でも、今思えば、これがヘルペスの前兆だったのだ。
<木曜日>
どうも鼻の右側に湿疹のような赤い腫れがあるらしく、ちょっと皮膚が固くなってる。この日は違和感程度。口の中は、まだ違和感はあるが、ひどくなったりしている感じはしないので、そのまま放置。
<金曜日>
湿疹が赤くなってきて、大きくなってきた。いよいよ変だ。明日の朝になったら病院行こう。皮膚科だな… 水膨れもできている。ネットで調べるとヘルペスか帯状疱疹らしい。この水膨れが破裂して汚い液が顔にかかって、そこから湿疹が広がっているような気もして怖い。でも不思議なんだけど、本当に顔の半分にしかでない。面白いよねぇ…
<土曜日>
朝起きたら目の方まで腫れてきた。その状態で朝1で近所の皮膚科へ。若いお医者さんが「ヘルペスのうたがいがありますね。まず5日間この薬を飲んでください」と言う。「目はひどくなるようだったら念のため眼科も行ってください」とのこと。症状が収まるまで1週間から10日くらいかかるらしい。はぁ〜。涙もでるので、眼帯を薬局で買ってつけてみる。なお調べたところによるとヘルペスって本当に初回は医者薬を飲まないとダメらしい。再発することは今後たくさんありうるのだが、それは市販の薬でも前兆が見えた時に対応することで重篤化しないですむこともあるらしい。メモ、メモ…
<日曜日>
ケルティック・クリスマスの公演で販売やらなきゃいけないのに、顔がお岩になってしもた。食品もあるってのに、納品はともかくこんなんじゃ売り場に立てない。友達に助っ人を頼む。ひどい顔をしてるのに、いつもお世話になっているライターさんと会うと「来年はあれをやって、これをやって」と興奮気味に語る自分がいる。ほんとわたしってこの仕事を愛してるよね。それにしても薬が効いているのか、いないのか。よくヘルペスになると痛いというが、痛みや痒みはなく、違和感があるのは口の中だけ。あと目の目やに。そして水膨れがときどきやぶれて液体が出る、など… とにかく見た目がひどい。久しぶりにあう友人たちに「赤羽で喧嘩しちゃってさー」とか冗談を言うのもなんか虚しい。とほほ… 夜になると体もだるくなってきて、患部が腫れてきた。立ち食いそばを王子で食べて帰宅。バタンキュー。腫れたところを冷やして寝てみた。冷やすと気持ちがいい。はぁ〜
<月曜日>
うちの近所は子供が多いエリアで病院もたくさんあるのだが、眼科だけはバスにのって駅前まで出ないといけない。でも飛び込みでいった眼科はスタッフ皆さんテキパキしていて、女性の医院長で、女性の担当医で、説明もわかりやすく、今までいったどの医者よりも信頼できる感じだった。素晴らしい! そこで検査をし、角膜までヘルペスがきてないかの確認。そこで聞いたのが、ヘルペスのウィルスって倍々で増えるらしい。だから皮膚科でもらったあの5日間の薬だけど、早く飲めれば早く飲んだ方がいいらしい。また顔に出る場合はエリアが3つあって、そのうちのわたしは2のエリアに出ているのだそうだ。ここにでると目までくる可能性が高いんだそうです。また市販の眼帯をしていたのだけど、いやでなければ剥き出しにして乾かした方がいいらしい。王子でハラミの焼肉ランチを食べて元気に帰宅。出してもらった点眼薬とクリームを塗るとだいぶ楽になる感じ。ありがとう、先生! とはいえ疲れた。早く体力回復しないかなぁ。
<火曜日>
あいかわらずお岩状態。急死された友人の奥様のお通夜があったのだが、あえなく欠席。それにしてもひどい顔になった。患部はそれでもだいぶ乾いてきてカサブタになってきている。これシミとかになって残りそうだなぁ。そういや皮膚科にしみとりレーザーのポスターあったなぁ。やってみるかなぁ(と、すっかり医者好き体質に)
<水曜日>
もらったヘルペスの薬のうち、なぜか2錠をつまらない理由で紛失。追加をもらいにいくために皮膚科を訪ねるが、おやすみ。あらら。まぁ、ついでに…ということで正月休み中、高血圧の薬がなくなりそうだったので、それをもらいに同じビルに入っている内科の先生を訪ねる。ここのI先生、個性的だが好きな先生である。「あらら、ヘルペスですね」とわたしの顔を見るなり言う。そしてここで皮膚科の先生に出してもらうはずだった薬も出してもらう。「まぁ、最後の2錠なんてなくても大丈夫だろうけど、ウチでも出せますから」とかなんとか。ほっ。「なんかだいぶ落ち着いた気がします」と言うと「ヘルペスはウイルスの増殖の根を断ち切れば、それでぐーーーっと引いていくんですよ」と説明を受ける。しかしこうやっていろんな種類の先生が自分のコンディションを見てくれてるって、かなり贅沢。日本の医療制度に感謝。ありがたい。「大変な1年だったけどハッピークリスマス」と声をかけられる。血圧の数字はだいぶよくなった。一時は170とかあって、このまま死ぬか…と思ったが、今は135程度。それだってまだまだ高いけど…。
<木曜日>
異変を感じてからちょうど1週間。ヘルペスウィルスストップ薬は昼にて完了。ほっ。明日は再度来るようにいわれている眼科検診の日。あの女の先生好き。明日が楽しみ。そういえば、右の鼻からだけ出てた鼻水も止まった。回復に向かっている時間は嬉しいし、楽しい。
その2に続く…
医者薬は効くよなぁ… |