ビルが亡くなったことをきっかけにクリムゾンのSNSをフォローしているのだが、御大がこの暗い時期に楽しすぎるので、ご紹介したいと思います。それにしても、素敵なご夫婦。
そう、御大の奥さまは、トーヤ・ウィルコックス Toyah Willcoxなのだ。日本では「トーヤ」だけで売り出されたんじゃなかったかな。
そういや、ビルを訪ねてオーチャード・ホールの楽屋に行った時、ビルを待つ間、普段の楽屋と違って知り合いもいなくて所在なさげにしてた私たちに親切そうに話しかけてくれた小柄な女性がいたけど、あれって今思えばトーヤだったかもしれない。髪の色が違ってたけど。「私達、ビルが呼んでくれたので来たんです。初めてみたけど最高の公演でした。とても楽しみました。でもクリムゾンのことは全然知らないんです」って言ったら「いいのよ〜、そういう人が聞いてくれると嬉しいわ〜」ってニコニコ歓迎してくれたっけ。
それにしても楽しい人。この番組でも「この写真すごくワイルドだけど昨年のものなの、がはははは…(大爆笑)」「20代になってなぜか背が縮んだのよ〜」とか本当に笑える。最後の「どっちが旅行鞄のパッケージングがうまい?」「ステージ・パフォーマンスにすぐれているのはどっち?」とかいう質問に答えているところなど(「ごめん、私のエゴが勝ったわ…」とか言ってるし)、笑える。ロバートも楽しそう。幸せそうな夫婦だわぁ。ロバート御大は気難しいことで知られているけど、本当は楽しい人なんだと思う。かわいいわぁ〜、御大! 好感度アップよねぇ。
幸せで、かつ相手の職業に理解のある家庭というのは、本当にいいよね。もっともこちらはトーヤ本人も成功しているから、そう言えるんだろうけど。
こちらにも夫婦出演。TVに出たトーヤのためにロバートがツアー中にスタジオにかけつけている。「ロバートは今、ドイツをツアー中だと思うけど…」というトーヤにサプライズで…。
そういやマイケル・シェンカーだっけ? 奥様が日本の方で、彼女と家庭を持ってから精神的にも安定してて演奏もいいって聞いた。そういうの、あるんだよね。そりゃークラプトンが証明してくれたとおり、アーティストは不幸せの時の方が作品がいいってあるかもだけど。(女に振られて「レイラ」を書き、お子さんに死なれて「Tears on Heaven」を書き…みたいな)
それにしても、このコロナ騒動中にあれこれ考える。友達の奥さん、友達の旦那さんというのはいつも微妙な関係だ。私たちは友達は選べる。でもその親族は選べない。そんなちぐはぐな関係。もちろんそこから広がる素晴らしい人脈もあるわけだけど、だいたいは旦那と付き合いがあって離婚後、奥さんとは音信が途絶えてしまった…というのはよくあるパターン。もちろんその逆も。よく言われるのが、婚姻関係の人間関係レイヤーと友達の人間関係レイヤーは分けるべきだということ。それぞれにそれぞれを介入させない。その方がいいって言われる。それは確かにそうかもしれない、と時々思う。じゃないと人間関係の逃げ場がなくなる。
それにしても、この騒ぎで二人ともいやがおうにも家にずっといる、みたいな夫婦は大変だろうなぁ。子供がいたらいたで、さらに大変。同じ部屋でリモート仕事をしていたとしても、お難いの仕事に対して質問したり、ましてや意見したり、「どこ行くの?」とかいちいち聞かないこと…ってのは鉄則だと思う。想像しただけで私なんぞは気がくるいそうになるが…(笑)
それにしてもビルって良い人たちに囲まれていたのよね…
トーヤのホームページにある写真の中のビルが素敵。日記にもいろいろ出てくる。泣ける。(トーヤの4月の日記・3月にビルがなくなったことを報告する日記)
トーヤやロバートみたいな友達を持てて、そして何よりも自分自身が素晴らしい人間として人生をまっとうすることができて、ビルは最高に幸せだった。そう言う意味では、彼は病気にずっと勝ち続けていた。ビルの人生を病気を中心に語る必要はまったくない。10年近く闘病していたわけだけど、それだけが彼の人生じゃない。本当に本当に素敵な人だった。癌になったことは彼の人生の一部でしかなく、一番大事なことはビルが最高に素敵で、いつも周りに幸せをふりまく人で、彼自身も素晴らしい友人に恵まれていたという圧倒的な事実だ。それをしっかり覚えておかなくちゃ。ビルがくれた助言の1つ1つをしっかり覚えておかなくちゃ。
成田空港の見送りにて。16年前の写真。ターミナル1ってこうやってガラス越しに飛び立つ人を見送れたのよね。おどけるビルと、大事そうに西新宿での戦利品がつまったバックをかかえたピーター(笑)
Happy #lockdown lunch pic.twitter.com/mQmnGYjC2c— Toyah Willcox (@toyahofficial) April 5, 2020
そう、御大の奥さまは、トーヤ・ウィルコックス Toyah Willcoxなのだ。日本では「トーヤ」だけで売り出されたんじゃなかったかな。
そういや、ビルを訪ねてオーチャード・ホールの楽屋に行った時、ビルを待つ間、普段の楽屋と違って知り合いもいなくて所在なさげにしてた私たちに親切そうに話しかけてくれた小柄な女性がいたけど、あれって今思えばトーヤだったかもしれない。髪の色が違ってたけど。「私達、ビルが呼んでくれたので来たんです。初めてみたけど最高の公演でした。とても楽しみました。でもクリムゾンのことは全然知らないんです」って言ったら「いいのよ〜、そういう人が聞いてくれると嬉しいわ〜」ってニコニコ歓迎してくれたっけ。
それにしても楽しい人。この番組でも「この写真すごくワイルドだけど昨年のものなの、がはははは…(大爆笑)」「20代になってなぜか背が縮んだのよ〜」とか本当に笑える。最後の「どっちが旅行鞄のパッケージングがうまい?」「ステージ・パフォーマンスにすぐれているのはどっち?」とかいう質問に答えているところなど(「ごめん、私のエゴが勝ったわ…」とか言ってるし)、笑える。ロバートも楽しそう。幸せそうな夫婦だわぁ。ロバート御大は気難しいことで知られているけど、本当は楽しい人なんだと思う。かわいいわぁ〜、御大! 好感度アップよねぇ。
幸せで、かつ相手の職業に理解のある家庭というのは、本当にいいよね。もっともこちらはトーヤ本人も成功しているから、そう言えるんだろうけど。
こちらにも夫婦出演。TVに出たトーヤのためにロバートがツアー中にスタジオにかけつけている。「ロバートは今、ドイツをツアー中だと思うけど…」というトーヤにサプライズで…。
そういやマイケル・シェンカーだっけ? 奥様が日本の方で、彼女と家庭を持ってから精神的にも安定してて演奏もいいって聞いた。そういうの、あるんだよね。そりゃークラプトンが証明してくれたとおり、アーティストは不幸せの時の方が作品がいいってあるかもだけど。(女に振られて「レイラ」を書き、お子さんに死なれて「Tears on Heaven」を書き…みたいな)
それにしても、このコロナ騒動中にあれこれ考える。友達の奥さん、友達の旦那さんというのはいつも微妙な関係だ。私たちは友達は選べる。でもその親族は選べない。そんなちぐはぐな関係。もちろんそこから広がる素晴らしい人脈もあるわけだけど、だいたいは旦那と付き合いがあって離婚後、奥さんとは音信が途絶えてしまった…というのはよくあるパターン。もちろんその逆も。よく言われるのが、婚姻関係の人間関係レイヤーと友達の人間関係レイヤーは分けるべきだということ。それぞれにそれぞれを介入させない。その方がいいって言われる。それは確かにそうかもしれない、と時々思う。じゃないと人間関係の逃げ場がなくなる。
それにしても、この騒ぎで二人ともいやがおうにも家にずっといる、みたいな夫婦は大変だろうなぁ。子供がいたらいたで、さらに大変。同じ部屋でリモート仕事をしていたとしても、お難いの仕事に対して質問したり、ましてや意見したり、「どこ行くの?」とかいちいち聞かないこと…ってのは鉄則だと思う。想像しただけで私なんぞは気がくるいそうになるが…(笑)
それにしてもビルって良い人たちに囲まれていたのよね…
トーヤのホームページにある写真の中のビルが素敵。日記にもいろいろ出てくる。泣ける。(トーヤの4月の日記・3月にビルがなくなったことを報告する日記)
トーヤやロバートみたいな友達を持てて、そして何よりも自分自身が素晴らしい人間として人生をまっとうすることができて、ビルは最高に幸せだった。そう言う意味では、彼は病気にずっと勝ち続けていた。ビルの人生を病気を中心に語る必要はまったくない。10年近く闘病していたわけだけど、それだけが彼の人生じゃない。本当に本当に素敵な人だった。癌になったことは彼の人生の一部でしかなく、一番大事なことはビルが最高に素敵で、いつも周りに幸せをふりまく人で、彼自身も素晴らしい友人に恵まれていたという圧倒的な事実だ。それをしっかり覚えておかなくちゃ。ビルがくれた助言の1つ1つをしっかり覚えておかなくちゃ。
成田空港の見送りにて。16年前の写真。ターミナル1ってこうやってガラス越しに飛び立つ人を見送れたのよね。おどけるビルと、大事そうに西新宿での戦利品がつまったバックをかかえたピーター(笑)