サーメのむかしばなし『巨人の花よめ』を読みました

明日がどうなろうとも今日もりんごの種をまく…(笑)ってなわけで、現在サーミ (サーメ)の資料をあれこれ集めて構想を考え中。勉強することが山のようにある。でもこの勉強プロセスが楽しいのよね、この仕事はね。で、企画がはじまっちゃったらあとは辛いだけなの(笑)

プリミティブな暮らしに憧れるのは、自分にはむりだよなと思うから。その反面、自分の中のそういう野性みたいなものは大事にしたいなぁ、と思ったり…

秋にサーミの文化もからんだツアーが予定されています。で、この絵本を資料としてゲットしました。なかなか素敵なのでご紹介します。


菱本晃子さんによるスウェーデン・サーメに伝わるお話の絵本。イラストは平澤朋子さん。いや〜これは素敵。


賢くて綺麗な娘さんとお父さんの勇敢な物語。


こういうブーツ欲しかったんだけど、いや〜高いの、なんの! 6万くらいしてたんで、買えませんでした… 秘境のお土産は高いんです。3万だったら買ってたんだが… でも東京ではくチャンスはないだろうしなぁ…


怪物からの求婚を逃れようと、あれこれ難題をふっかけるサーメの賢いお嬢さん。


でもいよいよ積んだ?! さぁ、女の子の運命はいかに?! 続きは絵本をぜひ皆さんもゲットしてみてね。

平澤さんのイラスト、本当に素敵。菱本さんの後書きによれば現地にまで取材に足を運び、いろいろ研究されたんだって。素晴らしいよね。いつかお二人とコラボしたい〜

それにしてもいいなぁ。この本を読む時のBGMは、こちらの素晴らしいアルバムをどうぞ。ノルウェーの人だけど、やっぱりサーミです。マリ・ボネ。彼女が来ないと本当のサーミ・ブームはこないんだろうなぁ…





PS
英国でのロックダウンが続いているようですが、こんな夫婦だったら楽しそうだよなぁ。キング・クリムゾンの御大と奥様(トーヤ)。