サラーム海上さん『世界グルメ巡礼』を読みました 「美味い、美味すぎる!!!」(笑)



『美味すぎる! 世界グルメ巡礼』ついに出ました。ほんとに「美味すぎる」が連発されるサラームさんの出張グルメ日記?

いつもその元気な活動が私たちに勇気を与えてくれるサラームさん。このコロナ禍でも新刊がリリースされたよ。なんと10冊目だそう。おめでとうございます。

「あの料理を食べに、絶対また旅に行こう!」という帯キャッチが、今この時期に妙に泣かせる。新刊だけど、内容はでもWeb TABILISTA(タビリスタ)で連載していたもの。インド、シンガポール、マレーシア、イスラエル、ギリシャ、トルコ、ポーランドの記事だ。「食のわらしべ長者」とはよく言ったもので、本当に充実の旅の記録がまとめられている。

しかしこれ、私も痛いほど気持ちわかるのだが、旅に出るのはやっぱり人に会う、そしてそこでしか食べられないものを食べるためなのだわ。観光とかでは絶対にない。そりゃあ観光も大事だけど。

普段たとえばアイルランドに行きたいなぁ、とか、それほど強く思わないんだけど、「ダブリンの美味しいところってどこですか?」と人に聞かれて「あそこがあぁで、こうで…」とか説明していると「あぁ、またあそこのあれが食べたいなぁ」と自分の気持ちが行こうというふうに盛り上がる。そしてまたキャスター付きの機内持ち込みバックにあれこれ詰め込み始めるのだ。



うわ〜、美味しそう!! 


レシピもこんなにたくさん載ってるよ!!



萌え〜っっ


もちろん音楽ネタも!!


あぁ、インド、特に南インド大好きなんだよなぁ!!!

うん、いつかまた旅に出よう。おいしい料理を食べに…

いきなりまとまってしまったが、基本的に連載していたから既に読んだものばかり。THE MUSIC PLANTの音楽と関係している部分としては、ヤヌシュ・プルシノフスキの母国ポーランド料理も充実してるよ。ワルシャワは自分でも行ったことがある場所なので、読んでいても楽しい。そうポーランドって、食べ物かなりおいしいんだよね。得にスープ類は本当に充実している。

私がもっとも行きたいのは、インド。でもこのシンガポールの魚の頭のカレーとかも食べたいよなぁ。何年も前に食べて、また食べたいと願う「味」。あぁ…

それにしても改めて書籍で読むと、サラームさんの旅も結構ドタバタだ。おいしいものを食べて、泳いでのんびりリラックスしている場面も多いが、結構小さなトラブルがあったり、やっぱり旅ってどんな豪華な出張でも珍道中になったりする。だから楽しい。それも含めて旅の醍醐味だよね。

ところで写真をカラーで見たいという声が多いらしく、そういう方はこちらを参照ください。でも巻頭にカラーでグラビアページもあるし、本だけでも十分最高ですよ〜。