「バンドにエイド」と「バンドエイド」世界を変えられるかもしれない、そう思った

 バンドエイド1984年の映像。世界がこれで変わると信じていたあの頃。


「それが彼らであって自分たちじゃなかったことに感謝しよう」の歌詞を歌って批判をあびたボノはアフリカのためにこの後もずっと真摯に活動を続けた。

音楽業界からまったく消えた人、今も人気のある人、亡くなった人、解散したバンド、いまだ活動しているバンド…様々で、今みるととても感慨深い。

英国カルチャーというだけで、もう憧れまくったあの頃。私もまさかあの時、日本大学文理学部近くの四畳半の部屋でみた「バンドエイド」の名前を拝借して35年後に自分がこのクラウドファンディングをやるとは思わなかった。私の大学時代の部屋は4畳半だった。家賃は25,000円くらいだったと記憶している。

人を応援することで、実は自分が力をもらっているのだ。気づかないうちに。人を応援していると、まだ自分は大丈夫って思えるのだ。音楽活動をしているミュージシャンたちが、心のよりどころをもとめてライブエイドに参加した気持ちは痛いほどわかる。

それにしても、ウェンブリーアリーナ。この圧倒的な臨場感と音楽のパワーがあれば、世界はかわるかもしれないと思った。

世界は悪い方向へ向かっているかもしれない。でも良くなっていることもたくさんある。「バンドにエイド」現状概算でミュージシャン1組に送れる送金額は¥88,997。目標の10万円までもう少し。そしてなんとか少しでも多く送れますように。