アンナの論文 そして海外でやっていきたいミュージシャンの方へアドバイス


ちょっと前の話題だけど、そういえばまだブログに書いてなかったな、というわけで、ご紹介。

以前、取材に協力したカルデミンミットのアンナの博士論文が公開になり、誰でも読むことができるようになっている。こちらが調査をお手伝いした時のレポート。2017年の春かー 懐かしいなぁ。




Heei friends! So, I did finally graduate in the end of July as a Master of Music from arts management. Yay! Some of you...

Anna Wegeliusさんの投稿 2020年10月22日木曜日

すごくよく書けているので、ぜひ興味がある方は読んでみて。私も登場するし、ウチのアーティストたちも。一応匿名になっているけど、読めばすぐわかると思います。結構良いこと言ってるし、役に立つ発言があると思うよ。「You Tube使うならカバーやった方がいい。人は曲名でググるから」とか「バンドを好きになるのは恋におちるようなもんで、予測はできない」とか、めっちゃ気の利いた、かっこいい発言!(自画自賛)

日本に来たいと思っているなら、役に立つアドバイスがまとめられている。わりと読みやすい平易な英語で書かれているので、ぜひ皆さんも読んでみて。強いビジョンを持って根気強くやること。自分のブランドアイデンティティをしっかり認識すること。自分の価値を正しく知ること。見た目はすごく大事。ビジュアルをしっかりコントロールすること。人の繋がりとネットワークを構築していくこと。自分の国のイメージを自分のイメージ作りに利用すること。

私は名前を出していいよ、と言ったのだけど、協力した誰かが匿名にしたがったのかな…と思っていたらアンナ曰く、匿名で書いた方が説得力が増すだろうというアドバイサーの指示にしたがってこうなったのだそうです。

しかしすごいな、アンナ。彼女は私はいずれ文化大臣になるんじゃないかと思っている。若いのにしっかりしているよね。これからも応援しよっと。

カルデミンミット、今年は残念ながら来日は流れてしまったけど、ハーモニーフィールズの小巌さんが頑張って長年日本公演を続けている。また日本で会おうね!