マテウシュ・ウルバノヴィチ『東京店構え』Tokyo Storefrontsをご紹介します




この本、だいぶ前に読んだんだけど、紹介するのを忘れてた。すっごくいい。日本在住のポーランド人イラストレーター、マテウシュさんの作品集。買ったばっかりの時は、トイレにしばらく置いてペラペラと読んでいた。

ご覧のとおり明らかにジブリに影響を受けている世界観のイラスト。でも外国人であるマテウシュさんがこういうお店たちに惹かれるのはわかる。そして、なんというか、小さいところにギュッと理路整然と何かが詰まっている様(さま)は日本の特徴だよね。外国人と一緒に街を歩くと気づくんだ。例えば、幕内弁当とか、駅のプラットホームにあるキオスクとか。普段はこういうの、あまり気にならないのだけど。

数日前にピーター・バラカンさんのジャパノロジーに登場してマテウシュさんが紹介されていたのをツイートしたら結構好評で、そういやこの本紹介してなかったよな、と、思い出したのでした。私も当時ポーランドのことを勉強していてこの本に出会い、そしてそのまままだ紹介するのは早いと思って保留にしていたのを忘れていた。番組はこちらで2023年3月まで視聴することが可能。ぜひ。

この本の最後に登場する同業者の奥様も番組に登場しています。





マテウシュさんのイラストには人間が出てこない。それについてはピーターさんが番組でつっこんでいたのでぜひ番組を見てください。そして下は取材中のご本人と奥様だそうで…(笑)