セント・パトリック・デイの3・17ですが、こんな上映&音楽会があります。チャップリンの『街の灯』を見ながら生のオーケストラが体験できる生オケ・シネマ。今回で5回目だそうです。昨年から延期になっていたプログラム、催行できるようでよかった。本当に楽しみです。
いつもケルティック・クリスマスでお邪魔しているトリフォニーホールさんですが、ここ大きなスクリーン降ろすと、ものすごい迫力なんですよね。まだここでのチャップリンを体験されていない人は是非。
『街の灯』は盲目の花売り娘とチャップリン演じるトランプの物語。これをチャップリンの作品の中で「一番好きだ」とするファンの方は多いようです。当時トーキーが流行り出して、チャップリンはその時代の流れにあらがうようにしてこの作品を作った。 それにしても、このエンディング。実はチャーリーがお金持ちではないと知った花売り娘ががっかりしているのではないか、という解釈を最近読みました。なるほど事態はそれほど単純ではないのかも?
松山晋也さんのこんなツイートも。さすが松山さん、すごいのを知っている。そしてさすが赤塚不二夫。ぜひリンク先を見てみてね〜
赤塚不二夫先生がチャップリン『街の灯』をベースに描いた「イヤミはひとり風の中」。泣ける。https://t.co/dKPKAFw0V5
— 松山晋也 shinyaMATSUYAMA (@agostoshinya) March 13, 2021
哀愁!!!
この週末は「予習」と称して伝記映画『チャーリー』を配信で見たりしています。完璧主義者だったチャップリンの生涯。お母さんもおばあちゃんも発狂してしまったという家系で、彼も自分の中にそういう遺伝子がないか恐れながら生きてきたのだと思う。極貧の子供時代。すごく複雑。そして成功してからも女性関係ズダズダなんだけど…芸術の道は厳しい。
会場の様子はこんな感じ。すごいでしょー!! このスクリーン、何インチなんだろ。とにかく迫力です!(こちらは数年前の『街の灯』のレポート。
【公演評/新日本フィルの生オケ・シネマ「チャップリン《街の灯》」】5/27に行われた新日本フィルの生オケ・シネマ「チャップリン《街の灯》」の公演評が掲載されました。執筆は東條碩夫様です。https://t.co/xgvxOFhA4v#生オケシネマ #新日本フィル pic.twitter.com/YeU3Z24BK8
— 新日本フィルの生オケ・シネマ (@NJP_Cinema) June 14, 2017