人のために編むことを始めたら、妙に楽しくなってきた最近の編み物。早く編まないとどんどん気温が上がってあったかくなっちゃうよー まぁ、春夏ニットもいいけどね。
というわけで、今回は友人の柴犬のグウェンちゃんを編んでみました。最近は高齢で寝ていることが多いというグーちゃんなので、この上で寝れるといいな、というわけで。抜け毛が目立たないよう黄色を基調にしてみましたが、どうでしょうか。でもこれだけだとあんまりなので、余った毛糸で飼い主さん用のニット帽も編みました。
それにしてもグラフィック編み物は、なかなか難しい。そもそもこういうのを作る場合、実物と似ているのかというと問題でして…
これが子供の頃のグーちゃん。 |
あら、美人さん💚 |
グーちゃんの場合、リアルに何度も会っているし、資料になる写真も200枚以上、自分のfbにためてあるのだけど、結局飼い主さんがツイッターアイコンに使っている写真が一番飼い主さんのお気に入りなんだろうと結論にいたり、さっそくその写真を図面に起こしてみました。このプロセスが実は一番大変。かつ要になる作業です。
それに、柴犬のイラストをあれこれ研究してみると大抵が目のしたまで茶色いんだよね。グーちゃんも若いころはそうだったけど、今は年齢を重ねて白い部分が広くなりました。で、まぁ、今の様子に忠実にということで、こんな感じになりました。
最初はこれで完成かな、と思ってたんだけど…
やはり編み物特有の「ゆがみ」もあるし、裏に糸が渡っていてこのまま使うとひっかけてしまう可能性が大きく、そうなると実用性にとぼしいということで、裏地をつけることにしました。
やっぱり耳にも影を入れた方がいいかな、ということで耳にも影をいれ、当初まったく予定していなかった口も入れることにしました。この辺の細かいところは最後「刺繍」的に仕上げていきます。
裏地は別の編み物で使ったユザワヤで買った黒いフリースの生地をつけました。でも黒だと抜け毛がついたとき目立つんだよなー うーん。まぁ、でもいいか… そのうち柴犬柄のキルティングの可愛いのとか見つけた際には、それに変えてもいいかなということで。とりあえずはフリースもついて、とてもあったかそうです。
というわけで、これぞまさにオカンアート。人にプレゼントするには、あちこち穴があいていたり歪みがあったり、ひどいもんですが、ま、気にしない、気にしない。これ、編み物や制作物をするときの重要な心構えです。完璧などはありえない。間違いも手作りならでは。いちいち気にしてたら、何も完成しない。
さて次にグラフィック編み物をやる時は、ピカソ風のデザインにチャンレジしたいと思っています。実はもう図面は考えてあり、それに見合う良い毛糸がユザワヤのバーゲンで売っていたので、それも購入済み。これは大変すごいアート作品(爆)になりそうなので、お楽しみに。
いやー オカンアート楽しいわー! では今日も張り切ってまいりましょう。
PS その後の展開(笑)どう?えっ、おかんアートですって?ノンノン、オートクチュール、1点物よ。 pic.twitter.com/8hV4nlTWvU
— グウェン (@gwenshiba) March 3, 2021