友達夫婦の子供というのは素晴らしい存在である。わたしも自分が子供のころ、すべての大人はカッコよく見えた。大人だというだけで、子供は尊敬の眼差しを向け、話を聞いてくれるのだ。
特に親の友人というのはすごく得な存在だ。そして、子供にとってみれば、どういう大人に囲まれているかということは非常に重要。逆に周りの大人は責任重大。特に女の子にとって働いている母親以外の大人というのは、その後の影響力も大きい。特に「楽しそうに仕事をしている人」というのは、将来の働きウーマンを育てる刺激剤にもなりうるのだ。
うちの姪っ子、甥っ子も小さい頃は可愛かったよなー。例えば「おばちゃん、もう仕事してるから勉強しなくていいんだよ、いいでしょー」と言うと真顔で羨ましがってくれる。「おばちゃん、ウンコしてこようっかなー」と言うと爆笑して「大人はそういうこと言わないんだよー」とか言って受けてくれる。今じゃ、もう大学生と高校生にもなっちゃった二人なので、結婚もしないで一人都内でプラプラしているおばちゃんをどう評価しているのかは現在不明であるが、小さい時は本当に可愛かった。
さてそんな洋子おばちゃんであるが、湘南に住む友人夫婦に子供が生まれた時は張り切ったねー。共働き夫婦なので「子守はまかせて!」と息巻いていたのだが、結局一番大事なときにわたしは病気になってしまい全然役にたてなかった。こんな可愛い絵を書いてくれた(上の写真)そんな彼女も春から小学生になるわけである。あぁ、時間がたつのって早い。特に友達の子供を見てると!(笑)
というわけで、Nちゃんのためのオカンアートです。
最初はとっても可愛いフィンランドから来たピンクの毛糸をユザワヤでみつけて「これ、いいなぁ! Nちゃんにぴったりだなー」と思っていたのだけど、何を編むかは思いつかず…
でも彼女の三つ編み写真をお母さんがfbにあげているのを思い出し、それがめっちゃ賢そうで素敵で、この三つ編みにあうベレー帽がよかろうということで、ニット帽を編みはじめました。あまりベレー帽っぽくないけど、まぁ、いいか、ということで。大きさは大人と一緒だから、ちょっと大きいかな。でも最近の子は大きいもんね… というかしばらく会っていないから、もう洋子おばちゃんと背は一緒かもしれない。いるんだよな、ランドセルしょった、わたしより大きい子(笑)
それでも100g単位で売ってたこのフィンランド毛糸が余りまくったのと、この帽子だけだと面白味がないよなぁということで、何か余り毛糸で作れる小さいものをと思い悩んでいたのでした。で、彼女が仲良くしているというぬいぐるみをパパに測ってもらって、そのぬいぐるみの帽子とマフラーを編んでみました。どうよ!!
このくらいの年齢の女の子は「友達とお揃い」が好き!だと思うのよね。
しかし同じ帽子のミニチュアを編んでも、さらに毛糸があまったので、蝶ネクタイも編んで見た。ぬいぐるみにつけてもいいし、Nちゃんの帽子につけてもいい。
でも本当はこういう立体的な小物はかぎ針編みの方がいいんだよな。今度習ってみようかな… (ちなみにわたしは棒針編み専門なのです)
しかし、ぬいぐるみは実物をみてみないとあれこれ厳しい。しかも編みながらサイズを調整していかないと… 本当に着せられるものができるかは超疑問。うーん、ちゃんとかぶれるのか。かぶれなかったら、この大きさにあう何かお人形を見つけるしかない?? あとこの蝶ネクタイは裏を見るとぐっちゃぐちゃなのです。表から見ると、なんとか形になってるけど… 小学校にあがるから、もう安全ピンは大丈夫かと思いつつ…、果たして。
というわけで、以上おかんアート 洋子おばちゃん編でした。まだまだ編みまっせー。
しかしNちゃん、小学校3年くらいになって反抗期になって、湘南の家を出ててきたら、おばちゃんチに泊まりにおいで〜〜 なんつーか「話を聞いてくれる理解ある親の友達」という立場を洋子おばちゃんは狙っております。
PS
届いた!と湘南ママから連絡あり。サイズもばっちりだったみたいです。よかった…ほっっ。それにしてもこんなので誤魔化されてくれるのも今のうち。っていうか、女の子はあげがいがあるわーーー またピンクの毛糸でいいの見つけたら何か編もうっと。引き続きオカンアートをお楽しみに。