「ロック編み」というやつに挑戦してみました。実は訳あって、第1弾はまだ公開できず(笑)、これは第2弾作品です。英国のロックバンド、suedeのマフラー。
お世話になっている某病院勤務の友人Nはsuedeのおっかけを15年以上やっています。ファンになったのはもっと昔らしいけど、本格的に追っかけるようになったのは、ここ15年。ツアーのスケジュールが発表になると、それがどこだろうとすぐにチェック→チケット購入。ブライトン、ヨーク、ケンブリッジなど英国はもちろん遥かロシアの奥地まで、バンドとともに街から街へ。仕事の有給休暇と週末を活用し、成田空港からしれっと直接出勤するなど、驚くべき体力の持ち主(笑)。
彼女のリクエストで追っかけ用マフラーを作ってみました。イメージとしては英国のフットボールファンがよく持ってるアレですな、アレ(笑)
最前列でバンドを応援する時に使用でき、寒い英国で早朝から追っかけ・出待ちをする時にも便利な仕様にしてみました。ポイントはユザワヤで見つけたユニオンジャックのボタン。木製で、ものすごく可愛い。
suedeの文字の最後のeの文字のところはまあるく穴があいてまして、ここに反対側の端を通すとあったかいスヌードになります。実際に身につける時に便利です。
そもそもこの黒い毛糸は、この友人Nのお母様からいただいたものだったんだよね。私が編み物熱を復活させたと言ったら、彼女のお母様が「もう使わないから」と、お下がりの編み棒セットや毛糸を大量にわたしに譲ってくださった。あぁ、ほんとうはお母様の方にもお礼の何かを編まないとなぁ!!
さて、このマフラー、結構難産でした。そもそもロゴを編み込んで、その裏面は布で裏地をつけようと思ってたんです。(文字の部分に毛糸がわたっているので、なんらかの裏地をつけないと使う時、糸がひっかかっちゃうんだよね)。そして実際、安い黒いフリース地を買ってきてしつけ糸を使って仮縫いしてみたんだけど、なぜだか異様に重くなってしまった…。
なので、このしつけ糸をほどき、結構な長さまで編んだ物をいったんほどき(これは勇気のいる作業)、再び少しだけ編み部分を付け足して、裏地もえいやっっともう全部毛糸で編んでしまった。つまり見た目よりも二倍編んでいるわけです。我ながらすごいな。結果、裏も全部「編み」で仕上げたマフラー。つまり毛糸が二重になっているからね。かなりあったかいです。
ちなみにNとは今週末このライブに一緒に行く。チケット取ってもらったぜよ…3列目だ! いえい!
というわけで、ロック編みものもまだまだ続く…
友人Nと桜。これ持って早くバンドの追っかけに行けるようになるといいよねぇ(笑)