どうして彼らは接待・会食をやめられないんだろう


 先日いただいたチョコレート。ありがとうございます。まいう〜

アメリカに日本の首相と使節団が行ったようだが、こんなニュース(↑)が流れており、なんかあきれるのだが、あきれていてもしょうがないので、なんで日本の保守親父はこんなに接待や会食が好きなのか考えてみた。

たとえばなんとか省やなんとか庁の役人が、今この状況であるにもかかわらず、ましてや報道されでもしたら大失態だということが分かっているにもかかわらず、団体で会食したり送別会やったり、大接待大会をしているのか…

先日も、本当に久しぶりに都心に出る用事があったので、とあるフレンチ・レストランに行き、久しぶりで自分ねぎらいと思い、普段よりかなり高級なランチを一人で食べた。隣は… 霞ヶ関のビジネスマンといった風の中年ん男性たち。男性オンリー。6人での会食である。外国人二人を含んでいた。皆、マスクもせず食べながらベラベラとしゃべりまくっている。

普段の平凡な日々においては、リッチなところに一人でランチに行くと、だいたいそこには有閑マダムたちしかおらず、彼女たちは旦那が500円のランチで四苦八苦している間、楽しくて優雅なランチを友人とかましているのが常だった。平和だった。嫌味を言わせていただけるのであれば、そこでの会話を聞いていると、いかにこういった女性たちが世の中のことを考えていないのかがよくわかるんだわ。日本の社会が良くなっていかないのは、本来だったら正義感や優しさを男性よりも多く持ち合わせているはずである(とか書くと偏見と言われそうだが)女性が、家庭や自分の身内のことしか考えず、社会のことに関心がないせいだからだ。本来女性は良い社会を作る素晴らしいポテンシャルを備えているはずなのに!! もちろん社会が女性を蔑視しているという要素も大きいし、あまり書くと逆にそれもミソジニーとか言われるので辞めておくが、それよりも最近困ったのは、この昼の優雅なランチタイムに進出してきた、男性の接待系グループである。彼らは夜接待できないから、昼からワインを傾け接待、会食をする。つまり! 男性は会社で領収書が切れるならリッチな食事をするということなのだ。

私が行くランチの、お気に入りの秘密の場所にすら、そういった男性が進出してきて、ちょっとイラっとする。大声で外国語でしゃべり、昼からワインを傾けてさわぐ彼ら。幸いにも先日のフレンチでのこのグループは私が行ったころにはすでにデザートで、私の料理が運ばれてくるころには退散していたので、ほっとしたのだが、あんなに食べ物の上でマスクもせずさわいでいると思うと本当にこわい。

そして私も考えた。なぜに男性たちは接待や会食をからめないと仕事が進められないのか。これはもう病気ではないのか、と。そしてあれこれ頭の中に考えを巡らして一つの結論に達した。なぜ、彼らは会食しないと仕事ができないのか。それはセックスをしないと愛を確かめられないという愛情関係にも非常に似ている。

人の目の前で物を食べるという行為は実はセックスに非常に似ているのだ。ある意味、みっともない仕草である、ともいえるだろう。いつだったか超VIPのミュージシャンのおじさまのアテンドをした時、大使館やらパーティやら、そのおじさまは食べ物にいっさい手をつけない。そこで気づいた。つまり食べるという行為はみっともないことなのだ、と。

私なんてところかまわずどこにでも食事に呼ばれればぱくぱく食べてしまうんだけど…、確かにそんな私だって、仲良しでなければランチや会食には誘わない。いっしょに食べて嬉しい相手はやっぱり自分が好きな相手である。とはいえ、私にとっては、もちろん、仕事をするのに会食がマストである必要はまったくない。仕事の打ち合わせをするのに、なんでご飯食べる必要がある?

「今度ご飯でも」なんて言葉をかけるのは「セックスしませんか」というのに非常に似ている。保守親父にとっては会食がマストなのだ。仕事には会食、愛情にはセックスがマストなのだ。確認しないと不安になるのだ。保守親父のみなさん、今度会食や接待をやりたくなったら考えましょう。それは「セックスしましょう」って言っているのと一緒なのだ、と。

こんな情報もある。すごく有益だと思うので、メモ。