怒りがおさまらん! ミャンマー編


「やっぱり我慢ができん」ということで、これ、やっぱり書いておこう。というか、未来のオレが読み返すことができるように。未来の自分のために書く。

実は、最近一番頭にきているのは、ミャンマーのことだ。高野秀行さんの配信で、すっかり私にも火がついてしまった。これ、今はアーカイブになっているのだけど、3時間の長丁場だけど、ぜひみなさんにも見てほしい。強烈にプッシュします。すごくわかりやすい。そして最後は感動で泣けるから。普段「おもしろおかしい」高野さんが、こんなに真面目に語っているだけで、もう説得力MAXなのだ!!

この配信をみるまでは、私もミャンマーのことは複雑でよくわからなかった。そもそもこういう国際時事問題苦手だし、仕事上追いかけないといけない情報も山ほどあるから、自分の仕事と関係ないエリアは大変だなぁと思いつつ他人ごととずっと思ってきた。高野さんの『ミャンマーの柳生一族』もずっと積読になっちゃってた。

しかしこの配信で知った。これはまったくもって自分自身の問題でもあるということを。遠い国の自分には関係ない問題だと思っている人、多いでしょう。そして、知らないでしょう、少数民族との火種を常にかかえているミャンマーには、第2次世界大戦以降もアクティブな活動が継続しているバリバリ現役の「軍」の存在があり、そこに日本はとても深く関与しているという事実を!

日本はミャンマーと仲良しだということに昔からなってはいた。「ビルマの竪琴」の映画に涙人も多いだろう。しかし、今やそれも時代遅れ。今、ミャンマーの若者は彼らは民主政治を10年近く体験した人たちだ。それが元の軍事政権に戻れるはずがなかろう。そこを軍は甘く見ていた。閉鎖的なコミュニティの中で生きてる彼らは、それを見誤ってた。そこにクーデターとか言っちゃってる軍のピントの外れた行動にとにかくあきれるしかない。そして今やそういった連中が民衆に銃を向けているわけだ。民衆に銃を。

ミャンンマーの軍に生育している閉鎖的で自分たちのことしかしらない視野の狭い保守親父たちはまるでこの現状が分かっていない。そして、そんな軍の閉鎖的、上下関係が厳しいのが大好き、権力主義的な古い体質が、どっかの国の保守高齢親父たちととても親和性がある、ということが、もう許せない事実なのだ。いや、親和性があるどころじゃない。というか、もう、それそのものだ。このミャンマー協会の連中の顔ぶれを見よ…   当然女性はいない。平均年齢はいったいいくつなんだろう。そういう、この顔ぶれをみて、これって自分の国のことなんだなと馬鹿な私も初めて気がついた。

先日もとある人が、ポーランドがどうしてこんなに新日国家なのかという話題になった。それはもちろん「あのロシアに勝った」ということもあるけれど、例えば日本がロシア内戦の混乱の中、シベリアに流されていたポーランド人の孤児たち765人を日本の赤十字が保護したからなのだ。当時の日本政府は救出要請の訴えを聞きなんと17日間でそれを実現したそうだ。この話の詳しい詳細はこちらへ。元ポーランド大使の方がこの件について詳しく記載している。

だから、なんというか、こういうことが国際社会では重要なんだって!! こういうことがあとから効いてくるんだって。しかも人口がたくさんいて、若くて「これから」の国、ミャンマー。民衆に銃を向けた軍を、黙ってみている日本の政府。ミャンマーの若者たちは「一番期待している国は韓国」だという。これでいいの? 日本?

あぁ、もういかん。怒りがおさまらん!!!!

そんな中、具体的にミャンマーを応援するには、というのもメモっておきます。

高野秀行さんによると、こちらのクラファンは信頼できるところだそうです。私からもぜひ!! 残り8日間!!

そして、こちらのバックは本当に素敵。購入することでヘルプになります。ぜひ。私も大きいやつを購入しました。すごく丈夫で使い安い。

あとは単純なようだけど、日本にあるミャンマー料理のお店にご飯を食べに行く。お店は高野さん推薦のこちらのお店へ。名店揃い。

そして、単純なようだけど、自分のSNSに自分の気持ちを書く。これ、やらない人多いけど、いったいなんのためのSNS? 

私もがんばる。というわけで、世界平和のために編むことにした。でも勢いあまって編み始めたはいいけれど、星をどうやっていれたらいいのか悩み、ちょっと中断中。ミュージシャンがよく感動して曲を作るのに似ている(笑)。アーティストの原動力がわかる気がしてきた、私も編み物アーティスト。

早く編み上げて、高野隊長に見せるんだ。そしてこれ持ってモモさんのお店に行くんだ!! がんばれ、ミャンマー。応援してるよ!!




PS
とか書いてたら、こんなニュースが。