音楽の神様に感謝!


昨日の北とぴあ公演は、なんか神がかってました。なんというか… ウチの公演ってほんとにいいんだよなぁ!!(笑)自画自賛ですが、ほんとよかったです。

もうなんというか、サウンドチェック中から最高に感激しました。いやーーーいいわー ウチは小さな音楽事務所だけど、でもウチには音楽の神様がついてるわ。いや、まじで。

松田さん。「クレオール・ニッポン」の素晴らしさを改めて感じました。彼女が歌い出すと空気が変わる。日本の移民をしていった人たちの気持ちを伝える歌。悲しい恋や、踊り出したくなるような嬉しい気持ちを歌った歌。もうもりだくさんで、松田ワールドにひたりました、ギターの渥美さんは今回は私ははじめてでしたが、もう最高に素晴らしかった。たった二人で、なんというか芸術ポイントが高すぎる。なんか音楽が2,000人のホールの音楽だった。もう音楽が大きすぎて素晴らしかった!

松田さんの視点では、国とか文化の違いとかもうそんなの全然感じない。なんというか、すべてが混ざり合った地球人。そんな彼女の声に運ばれて、いろんな世界の唄が彼女の元に集まってくる。そして人々に届けられる。なんていうか、入管問題とかでザワザワしている今日このごろだけど、私にとってはSNSでいろんなニュースや情報をシェアするようりも、こういう公演を作ることの方が重要だと感じた。これからも、こういう公演を一本でも多く作っていこうと思う。松田さんの歌をもっとたくさんの人に届けることが、社会をよくすることなんだ、と。でも当の松田さんはそんな気負いもなく、自由に歌を運んでいく。いいよなぁ、ほんと!!

そして輝&輝(KIKI)の「津軽じょんがら節」。これがまた最高に素晴らしかった。いやー 素晴らしいね。伝統音楽は彼女たちの上をしなやかに流れていく。前の世代へのリスペクト、そして未来へ続く音楽。その流れの中に彼女たちはいる。今回はたまたまそんな船の上に私も乗せてもらったようなもんだ。

最後の共演も素晴らしく、ほんとうにやってよかった。またやりたいよー

何度かこのブログに書いていることだけど、音楽は本当に人間よりもずとずっと大きい。

はぁ… またやりたいなぁ、こういう公演。

それにしても公演制作に関しては反省点、てんこ盛り。フォローしてくれたスタッフのみんなありがとう。みんながいなかったら、この公演は全然無理でした。これからもどうぞよろしく。もちろんご来場くださったお客様、こんな状況下にきてくださって本当にありがとうございました。またどうぞよろしくお願いいたします。