ギリシャ出張(DAY1)久しぶりの機内に興奮〜ギリシャ到着〜海辺でディナー


機内食も嬉しい〜

しかし羽田の深夜ヨーロッパ便って夕飯出ないんですね。まぁ、夜0:15発なのでなくてもいいっちゃいいんですが、楽しみにしてたのでがっかり。前にも乗ったことあると思ったけど忘れてました。ちなみに機内は思ったよりも混んでいて、といってもゆとりで一人3席確保できたけど、30%くらい埋まってたと思います。っていうか、そもそもヨーロッパに飛ぶ便が少ないからなのかなとも思います。

ちなみにチェックイン時にはパスポートやワクチンパスポート、ギリシャの入国書類PLFロケーターフォームの確認のため、カウンターで結構しつこく粘られました。おそらく…ですが、入国できなくて戻される羽目になったとき、おそらく航空会社が一定の責任を持つのでしょう。なるべくトラブルは少なくしたいという印象がビシビシ伝わってきます。

ま、それか単にお客が少なくて暇だったのかもしれません。

ちなみにギリシャのPLFはネットで申請すれば、瞬時に取れる簡単な書類です。必要な情報はパスポートにかかれていることやワクチンの状況、泊まる場所くらいでしょうか。

さて機内では、夜食にちょっとしたラップが出てきたのと、あと搭乗前に買ったコンビニおにぎりがあったのでそれを食べて、映画「The Father」見てたけど、途中寝落ちしてもう一回観るはめになりました。映画、まずまず。アンソニー・ホプキンスと主演の女優さんは素晴らしかったですけど、期待していた程ではなかったかな…

上の写真の機内食は到着1時間前の朝食です。久しぶりなので、とても美味かった〜(笑)

そしてまずは経由地のドイツで入国審査。ここでもパスポートとワクチンパスポート、そして帰国の航空券、PLFの確認がここでありました。

実はこの週末にギリシャに飛ぶという方から入国についての問い合わせを受けたのですが、おそらくシェンゲン国の場合、最初の到着地で厳しめのチェックがあると思われます。ここでのチェックはギリシャ入国時よりも長くかかりました。(それにしても外務省のページではワクチンパスポートは該当国以外は通用しないとか書いてあって、非常に情報が錯綜していると思います)

シェンゲンの規定については私も詳しくないので、今日ガイドをしている友人と合流するため、彼女にも詳しく聞けたら聞いておきます。

住民票みたいなデザインのワクチンパスポート、恥ずかしかったけど、ドイツ入管のお兄さんは顔色も変えずにチェックしてました。後周りを見ると結構年配の人でプリントアウトしたものを持ってる人は多かったです。(ちなみに後からポーランド人に聞いた情報ですが、ポーランドのワクチンパスポートも紙だそうです)

いずれにしても無事ドイツには入国できて、ここで次のフライトまで5時間待ち。

到着が朝の5時だったので、最初はガラガラだった空港ですが徐々に混んできて、そのままコロナ前の普通のフラクフルト空港の雰囲気でした。ただしちゃんとしたレストランは閉鎖しており、テイクアウェイのみ。でもドイツってパンが本当に美味しい!(ちなみに帰国時には、レストランも開いていたので、単なるオープニングアワーの問題だったのかもしれません)


で、エーゲ航空とやらに初めて乗りましたが、なんとワンちゃんたちが普通にゲイトで、搭乗の順番街をしていてびっくり!

もちろんフライト中はカゴの中ですけどね〜 いいですね、こういうの。


フライトはかなりいっぱい。空席もあまりない中、東洋人は私一人… こういうシチュエーション好きです。ヨーロッパ内のマイナー空港間のフライトや、大西洋(アメリカ⇄欧州間)線でもよくあるけれど(笑)

そして隣の隣には例のワンコちゃんがいる機内。こちらは機内ランチ。ワンコと遊びたいけど我慢。ワンコはいるんだかいないんだかわからないくらいおとなしかったです。


ギリシャに到着すると、イミグレではシェンゲン刻からの入国というレーンへ並び、そこでは若いお兄さんがここでパスポート、ワクチンパスポート、PLFを確認して1分とたたない間に入国!

やった!

最悪、日本にそのまま帰国かと思ってたよ。

その後待っててくれたフェスの若いスタッフさんと、主催者のお嬢さんだという若い女の子に迎えられ、2時間ほどのドライブ。

明日からの日程とか一切もらってないギリシャ風の段取りでゆるい感じがよい。ここで、あれこれ荒立てても意味ないし、自分が呼ばれる立場になったらニコニコとしてなんでもOKよ、という体制でいるのが正しい。ここは彼らのエリアですから〜

また若い二人に明日のことや何やら、質問してもわからないっぽいのが予測通り(爆)。ある程度の規模のイベントってこうなんですよね。末端の子は何も知らない。以前、グレン・ティルブルックを待って空港の出口でフジロックのスタッフと一緒になったのはいいけれど、アーティストの顔がわかる人間が来て、彼ら心からホッとしてた。気持ちわかる!(笑)

でも本当にいい子達で、男の子の方はなんとリヒテンシュタインから来てるんだって! 素敵。車に乗ったら後部座席が犬の毛だらけなので、わんちゃん飼ってるのねという話になり、彼らによるとギリシャには野良動物がとても多く、それが社会問題になっているんだそう。

で、彼らが飼っているワンコは拾ってきたもので、犬は買うんじゃなくてアダプトするのがいいんだって主張してた。えらい、若いのにしっかりしてる。でも笑えるのがワンコは保健所やそういった組織から引き取るのではなく、単に拾ってくるんだって。すごいよね!! なんというか、おおらか(笑)

しかし最近の若い子はしっかりしてる。東洋のおばちゃん相手に東京はどうだとか、社交辞令の会話とか、ちゃんと対応できる。日本人だといい歳したおじさんが外国人の相手できなかったりするものの。

そして夕方5時ごろホテルにチェックイン。近所のスーパーで買ったフルーツ。安い! 10ユーロくらい。


その後一人でビーチに行き、ちゃぷちゃぷ水浴び(泳げないんだ、オイラ)。気持ち良く砂浜に寝そべるが、そんなに暑くないので、物足りない感じ。もっと灼熱の暑さ、ジリジリ太陽みたいなのを期待していたのに。

そういえば、東京より暑いところに来るのって初めてかも? ハワイもグアムもアジアのリゾートも行ったことがない。一番暑いところでLAとか??(笑)

7時ごろ夕飯食べに一人で外へ。ホテルのレストランは閉鎖中。イケてない近所のレストランに行くと食べ物は7時半からだという。近所をうろうろ散歩。なんか、何もないこのエリア…

ギリシャは野良猫がとても多い。ワンコも。7時といっても陽がまだ高いです。




そして、そのいけてないレストランに戻り、やっとこさタコとギリシャサラダ、なう。白ワイン行っちゃった。ほんとは飲んじゃいけないんだが。主治医のO先生、ごめんなさい。しかも命のリスクをかけるほど美味いワインじゃなかった。

でもタコとギリシャサラダは絶品! このあといろんなものを食べたけど、本当に何を食べてもおいしかった。しかも料理法はおそらくすごくシンプルなんだよね。すごいわ。


若い子はたちに今夜のコンサートに誘われたけど、アメリカのポップバンドらしく、また会場へ行くにはタクシーを手配しないといけないため、つかれて挫折してバタンキュー。

ところで今回の旅、このチケット入れが大活躍! これにワクチンパスポートとギリシャへの入国のための書類PLFを入れて持ち歩いてます。みっちゃん、ありがとう〜