オランダ出張 DAY1 オランダからアムステルダム近郊の名もなき街へ

 
久しぶりに成田に来た。スカイライナーに乗るのは西日暮里だっけ日暮里だっけ… そんなことも思い出せない。海外旅行筋が相当落ちている… が、この時期出張できる自分は相当ラッキーだ。

しかしスカイライナーが今、アイドルの男の子?のキャンペーンをやっていて、Sexy Thank Youとか車内放送で言っちゃったりするのは、外国人も聞いている場ではどうなんだろうと思う。

日本の芸能事務所って、本当に日本の「世界が土曜の夜の夢なら」だ。アメリカ大好き、英語大好き、そして…

早朝の成田はあいかわらずゴーストタウン化している。それでもKLMのスタッフの方が親切にあれこれ案内してくれて、KLMのカウンターは元気そうに見えた。ここで何やら書面をお持ちですかと聞かれ、その書面は持っていなかったので、持ってません…というとブランクの紙を渡され機内で書くように促される。が、この紙の提示はこの先まったく指示されなかった。

ちなみに、これとは別にオランダ政府の健康チェックみたいな紙(こちらはすでにホームページよりプリントアウト済み)も持っていたのだが、これも最後まで掲示を求められることはなかった。まぁ、こう規制があれこれ変わるんじゃ、現場も混乱だよなぁ、と思った。

とにかく情報が日々アップデートされ、まったく予定が見えない。そんな中、クライアント案件とはいえ、人のお金で渡航ができる自分はラッキーだ。

そしてお楽しみの機内食。


が、正直あんまり美味しくもなく…

でも途中で出たこのポテトサンド、チーズサンドがめっちゃうまかったなー 日本で作っている食事のはずなのに、しっかりオランダ風。うまい!


編み物スタート。友達が編棒って、今、畿内大丈夫なの?と後から聞いてきた。そういえばそうだ。最後まで何も言われなかったけど、2号針なんて結構するどい。


アムステルダムの空港はとにかくスムーズ。渡航は禁止されているはずなのに、特に何も言われなかった。「先月も来てるね」と言われ「ギリシャです」と答えたくらい。もっとも私の直前に並んでいた男性は長々質問されたあげく別室に連れていかれていた。入国審査は甘く見てはいけない。

アムステルダムのスキポール空港からは、それなりの距離がある宿泊するど田舎のホテルへ。とはいっても20分ほどでホテルに到着しチェックイン。

ここで問題発生。チェックインには、最新のPCR検査結果のQRコードが必要だと言われる。えーーーーっっ。また効くと言われていた日本のワクチンパスポートも効かない。聞いてないよー!(涙)

どうやら規制の改正でこの25日(当日!)からそういうことになったらしい。まぁ、もっともPCRはオランダの場合、そこここで無料で受けることが可能だけど…。正直疲れた身体に、これは酷な…

とはいえ、文句を言ってても仕方ないので、ホテルの駐車場に設置されたPCRテスト会場へ。ここでは本来予約必須だが、他のお客は誰もおらず空いていたので、予約はその場で入れて、すぐ検査。鼻に綿棒いれられるやつ。イスラム系の男性がすごく丁寧に応対してくれる。検査は無料で受けられる。そしてQRコードが与えられるのだが、これが24時間で消えてしまうという代物。

というわけで、チェックインにはバタバタしたが、この規制は25日からスタートしたそうで、レストランや食べるところではこれは必須アイテムらしい。でも逆に、食べるところでは、それを掲示できる人しかお客として存在していないわけなので安心感はある。

ちなみにホテルのレストランでは例外として、チェックアウト(1週間後)くらいまで有効となった。

とりあえず無事到着を一人で祝う。ホテルのレストランは高いけど、味は良い。





この駐車場奥のテントがPCRテスト会場なのだ。

この日はほとんどバタンキューで寝てしまう。明日は1日オフをもらっているので、のんびりだ。本当は明日から仕事でもよかったのだけど、直行便がなく(この時期経由地があるとややこしいので)この日程となった。とにかくこの疲れを1日で克服しないと…

海外出張もコンサートのツアーも、本当に現場は体力がないのがつらい。

PS
今朝、来月ヨーロッパに行くかもしれない友人から質問され、入国のことを話していて、あとから思い出した重要事項。Covidのコードをもらうアプリですが、現地のローカルな携帯電話の番号がないとだめだったことを思い出しました。ホテルチェックイン時の時にはホテルの従業員さんの番号を、帰国時には現地ガイドさんの携帯番号を借りたことを思い出しました。これから行かれる方、要注意かもです。(2021.10.6追記)