レコーディング初日。朝からスタジオへ移動。スタジオはホテルから車で20分ほどの、これまたMiddle of Nowhereにあるんだけど、とてもキュートで可愛くて素敵な場所だった。歴代かかわった海外のスタジオの中でベストかも。
庭には山羊や鶏もいる。となりの牧場には馬もいた。川も流れているし、風車も見えるし、最高。これは数日後にスタジオを訪れる撮影班が喜びそうだ。
レコーディングは旧知のミュージシャンを使っているので目をつむっていてもできる。…といったら偉そうか(笑)。でもレコーディグってキャスティングなのよ。いいスタッフを入れた時点でもう結果は見えている。今回もプロデューサーとエンジニアが最高で、ストレスなくどんどん録音はすすむ。
予定より多くのトラックの収録に成功。スタジオにはキッチンがついていて、ランチなどはここで軽くすませる。「夕飯も食べてく?」と言われ、そのつもりでいたので、ホテルにいる撮影班に「今日はご飯はここで食べてかえるので待たずに済ませてください」と連絡を入れる。
でも結局ホテルまで車で送ってくれるというミュージシャンがスタジオで食べないで行くというので、そっちを優先し(タクシー呼ぶと時間かかるし高いし)、ホテルに落としてもらう。
撮影班は夕飯終えているしっていうので、私は一人でまたホテルのレストラン。ちょっと寂しいけど、レコーディングの時はこういうのはつきものだ。今度は魚を食べた。まいう〜
それにしても疲れた。スタジオって音に集中するから本当に疲れる。楽しかったけど。とはいえ、このコロナ禍の中、ミュージシャンにギャラを払ってあげられる仕事が発生するのは本当にありがたいことだ。クライアントさんに感謝。明日も頑張ろう。
ところで、fbにオランダの風景写真をあれこれアップしていたら、作曲家の日向敏文さんが、心を動かされたらしく短い動画を撮ってほしいという。さっそく送ったら、こんなのが送られてきた。スタジオからの帰宅風景(笑) かっこいい! 映画みたい!