ピーター・バラカン「ピーター・バラカン式英語発音ルール」が発売になりました!



はい、ピーターさんのあの名著「猿は万期…じゃなかったマンキ〜」の復刻版です。まだ読んでない方はぜひ。

ピーターさん、普段アーティストのアテンドしてる私のひどい英語を聞いてイライラしてるだろうな… 本当に申し訳ございません。ピーターさんの日本語のレベルに私の英語はとても追いつかない。

いつだったか私が送ったメールに、ピーターさんがインラインで「さようでございます」と返事を書かれていらしたのが忘れられません。すごいです。

しかし「猿は満期」から12年たったのか…。今だに政府が作ったアプリはMySOSとか、無駄にMyがついてるし、日本語英語ってほんとに変。もちろんピーターさんのご指摘の発音も。

特に先日も乗った京成スカイライナーで「Sexy Thank You」と言われた日には…(以下、アイドルファンの方の反応が怖いので自粛)


それにしても、そうなんですよ、ピーターさんが今回のリイシューの前書きに書かれているとおり。今や「Japanology」のファンの人が地球のあちこちに存在している。

特に先日お世話になったポーランドの文化団体の要職につかれている方は、みんなピーターさんの大ファン。ワルシャワ大学の日本語学科にいる学生はみんなあの番組を見ているそうで、「大学の授業なんかより、よっぽど勉強になる」とみんな熱心な視聴者なんだそうです。

ピーターさんの帰国後「日本語を頑張っていた学生時代の私に教えてあげたい。バラカンさんにポーランドを案内する日が来るだなんて」とバラカンさんと彼女の素敵な笑顔の写真を、彼女が自分のfbにあげているのを見た時は、私も涙が出た。わかる! その気持ち。

私も私で「へぇー、英語ではこうやって説明すればいいのか」「知らなかった!」ということがたくさんあるJapanology。とても勉強になるんです。

特にマーティ・フリードマンさんの回、おすすめです。この原稿用紙に書かれた手書きの文章…というか、作文!! 驚愕! 

またお二人が「通信教育って英語でなんて言うんだっけ…」とか「Remote learningでいいんじゃないかな?」とかいうやりとりとか最高。勉強になる… そして最後の方で日本の聴衆を前にしたアーティストの心がまえなど、ピーターさんと仲良しの来日ミュージシャンにも役立つアドバイスがいっぱい!

それにしても…そうだよね。ほんとへんなカタカナ英語にはいらっとする。そういう私は今日も「極度乾燥」を着て、日本語英語、英語日本語について考える。


 


ふふふ、でもピーターさんのこういうのもある意味、ユーモアなのだと思う(笑)。ちょっと英国人っぽい。いいよなぁ!

この本の見本を送ってくださった出版社さんにより同封されていたカバーレターには「新型コロナ・ウイルス(クロウナ・ヴァイラス)の収束まではまだ時間がかかりそうですが、くれぐれもご自愛ください」と書かれていました(笑)わかってるな〜、この編集者さん(笑)

読んだことのない皆さんは、ぜひ。英語の発音が格段とアップすること間違いなし!


そして、明日! LIVE MAGIC!の配信。とっても楽しみ。