岩井澤健治監督の映画「音楽」とてもよかった。
— 絲山秋子 (@akikoitoyama) January 4, 2022
小説書いてるときも同じなんだけど、無心になって取り組んだときにすごい飛躍が訪れることがある。なんで面白いことが起きたのかわからないし、自分が行った意識もなく、ただ起きたことに心を揺さぶられる。そういう、本当に大切な瞬間が描かれていた。
そのクリエイターにとって「大切な瞬間」が見たくて、絲山さんのツイートに導かれこの映画を見たのだけど、確かに絲山さんのこのコメントが全てを語っている。そうなのだ、すべての芸術にはそういう瞬間がある。すごい音楽は、すごい小説は人間よりもデカいのだ。
いやー いいもん観た。すごいもん観た。クライマックスは鳥肌もん。いやー 飛んだわ。マジで「飛んだ」。
最初はもったりしていてテンポもゆるいのでご飯を食べながら見ていた。1時間ちょいの短めの作品なので、すぐ見終わると思って気楽に見ていたのだが、途中からマジに真剣にこの映画の世界に入ってしまった。
あっという間に終わるし、今は配信で見れるから、是非。
これって最初漫画だったんだってね。いや〜、すごい作品はたくさんあるな。要はそれに出会えるか出会えないかだ。こういうのを見逃したくないから、やっぱりTwitterとか辞められない。
ストーリーは単純といえば単純。不良仲間たちが集まって、ひょんなことからバンドを結成する。そしてステージで起こるマジック。
監督のこのインタビューもすごく良いので、ぜひ。ご一読を。
や、やばい。めっちゃ感動した!!:新進クリエイターインタビュー”岩井澤健治” 7年以上に及ぶ個人制作期間経て完成させた「音楽」 https://t.co/gkMxaR6KoC
— 野崎洋子 (@mplantyoko) January 5, 2022
ちょっとDVDが欲しくなっちゃう作品かも。というわけで、リンクも貼っておきます。