上野リチ ウィーンからきたデザイン・ファンタジー展

 


アイルランド、北欧ときたら、ウィーンの音楽もプロモーションしてる私には必須の展覧会「上野リチ ウィーンからきたデザイン・ファンタジー展」に行ってきました。

上野リチは、1893年生まれ。ウィーンの工房で活躍後、建築家の旦那さんと結婚して日本に渡ってきた。テキスタイルなどのデザインを手掛け京都で活躍。なのでこの回顧展も京都でスタートし、そのコレクションが東京にやってきたようです。

展示物で印象的だったのは、こちらの宝飾箱。とても綺麗で、素敵なデザイン。


下書きとかも一緒に展示されている。


こちらはマッチ箱ケースのデザイン。あったよなぁ、マッチ!


こちらはテキスタイルのデザイン。これと似たようなマリネッコのハンカチ持ってたよな。タイトルは「ヘルシンキ」だったけど。(ググってみたら、全然違う柄だった・笑)


こちらは壁紙。こういう柄の入った壁紙好きなんだよなぁ。家を持つなら(持たないけど)絶対に壁は柄ものにする。日本では滅多にないけど、海外では多いんだよね、柄ものの壁。ちなみに北区で一番おしゃれなトイレというサムソン高橋邸のトイレはすごい。写真はここ。

なんで日本の家の壁は白いのかなあ。センスがなくてもキマるからかなぁ…



残念だったのはテキスタイルは絶対に自然光の中で明るくしたものを見たかったなぁ。キュートな柄はワンピースとかにしたら良さそうなんだけど、当てている照明も生地が痛まないようにということを配慮してか、薄暗いし、どうもいまいちな印象。

図録で印刷されたものを見た方がまだ素敵にうつる。

レプリカとかでいいから、明るいところで見たかったね。それを考えるとけっきょくのところ商業デザイン、テキスタイル・デザインなんて、日々の生活に使われてなんぼかも、と思ったり…

それこそユニクロとかコラボでもしないものかしら…って乱暴すぎる? 


戦利品。万年筆で毎朝ハンドライティングの練習してるし、日本の会社が同封してくる印刷されたレターって無味乾燥。やっぱり女性CEOはこういうのに万年筆じゃなくっちゃ…というわけで一筆箋。ウイリアム・モリス風の陶器のボタンは1個もの。編んだニット帽につける予定。

というわけで、上野リチ展、5月までやっているそうです。詳細はこちら。

そしてウィーンといえば、うちではなんといってもこの二人。もうすぐ新譜が出ます。お楽しみに。昨晩公開された新しいPV。あいかわらずスキのないすごさ。ニューアルバムは、来月発売。