さて昨日から中央ヨーロッパこども映画祭の作品を紹介していきますね。上映は南から北へ向かって上映するのですが(笑)、ご紹介は北から南へ。ポーランドに続いてチェコ。
チェコの作品は2つの別々のアニメーションスタジオから2作、お届けします。ともにセリフのない映画です。それぞれ6分くらい。合計12分の上映になります。
一つ目は「アンタはいいよね!」という2013年の作品。ともに人間に飼われ過酷な生活をしている二人。卵を産み続ける雌鶏。そして番犬としてこきつかわれるワンコ。お互いが羨ましい二人は、それぞれの立場を取り替えっこすることになりました。その結末は?
ふふふ、まぁ、ありがちな最後ですけど、ハッピーに終わってよかったです…といったところでしょうか。
二つ目は、ちょっと哀愁ただよう作品。今回の一連の上映作品の中で、大人が見たら、これが一番好きかもという内容です。大きな水兵さん(ほんとうに大きい。特に手!w)が、女の子から葉っぱをもらって故郷のことを懐かしみます。
ずっと帰ってなかった。故郷に向かう彼は… 音楽もちょっとノスタルジックな感じでとても素敵。アニメーションがとても素敵ですね。ものすごくデフォルメされたお兄さんの水兵さんなんだけど、とっても優しそう。
あと私は気づかなかったのですが、今回司会をお願いする美馬さんにご覧いただいたところ、最後にDedicated to my beloved parents(私の愛する両親へ)という文字がありましたね、と美馬さん。なるほど、ちょっとジーンと来るお話です。
ちなみにチェコからはP&Mという会社さんが参加してくれることになり、木製のお人形や爪やすりなどの販売があります。
こちらはドア・ストッパー
爪やすりは、ガラス製で種類もたくさん。
そして、藍染のViolkaさんも商品を提供してくれることになりました。藍染とチェコのデザインがコラボなんですよ!!
というわけで、チェコの映画もマルシェも楽しい北とぴあ中央ヨーロッパこども映画祭に、ぜひいらしてください。
北とぴあ中央ヨーロッパこども映画祭は、来週末の日曜日5月22日(日)に地下鉄王子駅直結の北とぴあにておこないます。映画上映以外にも、マルシェ、ワークショップ、ミニコンサートなどもあります。
特設ページはこちら。当日ぷらっとご来場いただいても、きっと入れますので、みなさん、ぜひ。(ただしワークショップはいったん予約ストップ。ミニコンサートもそろそろいっぱいです)