映画『ドリーム・ホース』を観ました。これは感動、胸アツ。人生にはワクワクすることが必要なんだね〜 #ドリームホース


いやー いい映画でした。元気が出たわ。まぁ、そう期待して見たんだけど本当に元気になれる映画でした。「ドリーム・ホース」 普通に一般の人対象の試写が運良く当たって、試写で拝見しました。ありがとうございます。

まぁ、なんというか歌うわ、歌うわ、ウェールズ人! 楽しそうなんだよなぁ! コロナ前の、あのみんなで騒いで一緒に歌ってたころがなんか懐かしいなとちょっと思ったのでした。いいよなぁ。

舞台はウェールズの片田舎。スーパーのレジ打ちで働いていた主婦が、競走馬を育て、その馬が活躍していく様子がヴィヴィッドに描かれる映画。

しかしほんと最近の女優さんは綺麗に見えなくてもいいのか!?(笑)大口開けて笑ったり、旦那に怒りをぶちまけたり、おどろいたり、泣いたり喚いたり…本当に田舎の主婦になりきってる。

いやはや主演のトニ・コレット、素晴らしかった。まぁ、ほんとに普通の主婦にしか見えないのよ、ほんと。

そして最後に出てきた本人(実際のリアルな方々)にもすごく似てる!! まぁ、著名人の映画は本人に似せた俳優さんというのが、最近のデフォルトだけど、たとえ相手が無名の一般人でも本人にルックスも寄せて撮るところがいい。映画の製作陣の、当の本人に向けている尊敬というか、そういう気持ちが、なんというかとても感じられたのでした。

このエンドロールを見ているだけでもハッピーな気持ちになれますので、最後までぜひしっかり見てください。

あ、ちなみに本物の旦那さんは、俳優さんの倍くらい大きかったのも、これまたご愛嬌。

トニ・コレット以外の俳優陣も個性的で素晴らしく、特にキャラがたった村人たちも一人一人が本当に最高で、いちいちクスッと笑えるセリフもあり、脚本最高に素晴らしい!

あとウェールズの著名メゾソ・プラノ歌手、キャサリン・ジェイキンスが本人役で登場したのもいい。「あらっ、ロッド・スチュワートよ」と名前だけ出てきた、ロッド! おいっ(笑)、ウェールズ応援のためにちらっとでいいから出演してあげれば良かったのに!(笑)


人間が生きていくというのは大変なことなのだ。衣食住足りていても、不幸な人間はたくさんいる。誰もが夢や希望がなければ生きられない。競走馬ドリーム・アライアンスを得たことで、村人たちの表情が変わっていく。ほんと夢って幾つになっても大事だよね。

この日の上映の後には、ウェールズの説明(キーワードはお城、野生のポニーたち、そして炭鉱)があり、ウェールズの料理本などの抽選会、St David's Societyの皆さんの紹介、最後はウェリッシュケーキのお土産も参加者全員に配られました。ありがとうございます。

先日買った小岩井さんのジャムでいただきました。まいう〜



雨が降ってとても寒い夜でしたが、心からあったかい気持ちになれたよ。映画の詳細はこちらの公式ページへ。