トランジットって、不思議な雑誌だよね。講談社のMOOK本だから、そんなわけないと思うのだが、妙にレイアウトやデザインが見ずらいなと思うことがある。紙質のせいなのかな…写真の色味はこれで正しいのかなと思う時がある。
いや、雑誌というか、MOOKはこういうスタイルが今はオシャレ(死語?)なのか?
文字の書体や行間のピッチもこれでいいんだろうかと思いつつ、いや、これで良いのでしょう。私の感覚が古いだけだ。
というわけで、トランジット「フィンランド特集」だ。前にも「北欧」や「オーロラ」「アイスランド」特集はあったと思うのだけど、これはフィンランドの特集号。フィンランド・ファンとしては、これはとても嬉しい。
とはいえ、詳細なサウナマップもよかったけれど、本や映画にもっとページをさいてほしかった。でも雑誌で特集って、やっぱり良いよね。フィンランド・ファンは、MUST BUYです。
あ、武田砂鉄さんがフィンランドメタルのことに詳しいのは、この本で初めて知りました! あいかわらずコルピクラーニの邦題は、好きな人が多い。
それと日本における北欧ブーム年表もよかった。(こちらは森百合子さん)