R.I.P. Seamous Begley シェイマス・ベグリー

アイルランドの国をそのまま人間にしたような人だった。シェイマスがいると誰もが幸せになれた。

ゲール語の男性歌唱では、おそらくアイルランドNO.1だった。アコーディオンの腕も素晴らしかった。

でもってさらに最高なのは人柄で、地球上にまだこんな人がいるんだと感動した。シェイマスを見ていて「そうか、人間って、他の人を幸せにするために存在しないとダメなんだな」って思った。めっちゃ学んだ。

シェイマス、ありがとう。最後にあったのはシェイマスが民音さんのツアーのスペシャルゲストで来日したときで、何度かツアー中にあったけれど、最後の日、どっかの地方公演から成田のホテルに宿泊し、翌朝の飛行機で帰国するみたいな旅程だったらしく、空港のホテルから電話をかけてきて「今からおいでよ、明日帰るんだ、いっぱい飲もうぜ」と連絡してきた。

私は忙しかったし「そこは都心からめちゃくちゃ遠いんだよ」と断ってしまったのが、めっちゃ悔やまれる。シェイマスおじさん、本当にありがとう。私にとっては、あなたがアイルランドそのものでした。



2010年、グラスゴーにて。チェリッシュ・ザ・レイディーズの二人と。

こちらの写真は日本にて。みんなでGoogle Mapを見て、シェイマスの家を発見。「すごいな、これは今なのか?!」と驚愕するシェイマス(笑)。

スティーブ・クーニーとのアルバムはアイルランド音楽の金字塔だ。Spotifyにはあがっておらず、CDももう流通していない。イリーガルなアップロードがyoutubeに少しあるだけ。

こちらはメアリー・ブラックとのデュエット。(優しいシェイマスおじさんはメアリーにキーを合わせてあげている)
 
シャロンが1月2日のシェイマスをfbに載せてくれた。ありがとう、シャロン。シェイマスったら最後まで笑わせてくれてる。具合悪いときって、しゃべるのも疲れるし、歌うのなんか超大変なはずなのに…シェイマス。