飯野和好『ぼくとお山と羊のセーター』を読みました。最高の絵本!

 


すみません、読んだ本の感想がたまっています。本日もブックレビュー。

これは、もしかしたら今まで買ったどの絵本よりも好きかもしれない。私が好きな絵本は偕成社に多い。あそこはいい会社だ。一度社長さんのお話をうかがう機会があったが、まじで感動した。文化事業というのは、こうでなくてはいけないんだなと思った。

なんだろう、安らぎ、ノスタルジー…

友人のお嬢さんが通う小学校では羊を飼っていて、その毛糸で編み物をするという体験をしていたのを、fbで見ていて、本当に素敵だなぁと思っていたのだった。

羊を飼い、毛を刈り、毛糸にしてセーターを編むというのは、いろんなことを教えてくれる。

文字がイラストレーターである飯野さんのかいた手書き文字だからいいのかなぁ。編むところは省略されているし、毛糸は業者に頼んで染めてもらったりしているけれど、昔の日本ってこういう感じだったのかも。手編みのセーターは最高だ。

私なんて毛糸通販して、がっしがっし編んでいるけれど、本当はこういうのじゃないとダメなのかもしれない。

最後の写真で、なんだか涙腺崩壊。皆さんもぜひ。