観ましたよ。実はDVDで。アメリカから取り寄せました。3,000円くらいした。笑ってください。待てなかったんです。あまりにもケイト様がかっこよさそうだったから…
で、実際、すごくかっこよかったですよ、ケイト様。最高にかっこよかった。ケイト様のかっこよさには一点の曇りもありません。
ケイト様を見るだけだったら、もう全然問題ない作品と言えます。
でもなんなの、この後味の悪さ。一番似ているのは「セッション(原題:Whiplash)を見終わった時の感覚。あれに近い。
あといくら単純な話の映画じゃつまらないと思ったとしても、難解なら良いのかといえば、そういうわけでは決してない。
アメリカのキャンセル・カルチャーを言っているんだろうか、とにかくあのエンディングはちょっと悪趣味すぎやしないか。
でもクラシック音楽の行末…ということでは、まったくありうる展開だ。だからこそ、これはこれで「とても怖い」
しかし!! 大好きなレニー(バーンスタイン)をこんな風にネタの一つとしてのせるのはいかがものか。(あっ、言っちゃった「いかがなものか」って・笑)
でも一方で、バーンスタインのコメントでホッとしたという感想も聞こえてきており、それはそれで非常に納得もしたり…。
というか、この作品、誰かと話さないとどうも収まりが悪い。誰かと話したい、感想を!! というわけで、誰かと一緒に観に行くことをお勧めします。
そして何度もいいますが、ケイト様は最高!!!!にかっこよかったのでした。
「ヴィスコンティは忘れなさいっっっ!」
こっ、怖っっ!!
しっかしスッキリしない作品だった。期待値が高すぎたわい。
でもって、あの頭の方に出てくる学生の説教シーンは英語+英語の字幕で見たので、日本語字幕を確認しに映画館に行ってしまう…かもしれない。もうすぐ日本でも公開。