『サウンド・オブ・レボリューション〜グリーンランドの夜明け』の上映が決まりました!

 



2023年6月5日(月)OPEN 18:30   START  19:30
地図はここ。

いや〜うれしいですね。この映画に字幕をつけてプロモーションや上映会を作ったのは2018年。そこからちょこちょこ上映会のお話をいただいています。また都内でかかるチャンスをいただきました。嬉しい。

ライブハウスでの公演は音もよく晴豆はスクリーンも見やすいのでバッチリでしょう。

みなさんも是非是非お出かけください。70分くらいのパワフルな音楽にあふれる素晴らしいドキュメンタリーです。


1970年代、グリーンランドの自治権獲得に大きく貢献したロックバンドがあった。彼らの名前は「スミ」。グリーンランド語でWhere?(何処?)という意味だ。彼らはグリーンランド語で歌う最初のロック・バンドだった。彼らのファーストアルバムのジャケットは、先住民族イヌイットが、入植者の北欧人を殺害し、その腕を切り落としているというショッキングな19世紀の版画がベースになっている。

「彼らが歌いだした時は、本当にビックリしたわ、グリーンランド語で歌っているのですもの!」スミの出現は、多くのグリーンランド人にとっては、大変な衝撃だった。「どんな風に反応して良いか分からなかった」「凄く心配したわ。“どうか問題を起こさないで!”と願った」当時デンマークの統治下にあったグリーンランドにおいて、デンマーク人にどう見られているかということはグリーンランド人にとっては非常に重要な問題だったのだ。

しかし時は70年代、時代は解放と自由をもとめていた。スミのレコードは爆発的なヒットとなり当時のグリーンランド人の人口の20%がこのアルバムを購入したと言われている。
 
「僕たちはただ聞いてほしかったんだ」と、バンドのフロントマンでソングライターのマリクは回想する。「グリーンランド人は自分たちの国の政治についてまったくコントロールを得ていない。これでは、まるで植民地じゃないか、と」「そして僕らは若かった。その状況を何とか変えたいと願っていた」

スミの解散から数年後の79年5月、グリーンランドに自治政府が発足する。あれから40年、グリーンランドには現在でも解決すべき社会問題が山積している。

音楽は人々の声を代弁できるのか。そして社会を動かすことが出来るのか。この映画はそんな疑問に一つの答えをくれる。力溢れる音楽に彩られた珠玉のドキュメンタリー。現在グリーンランドで、もっとも人気があり彼らの後継者と言われているロック・バンド、ナヌークのメンバーも出演している。

映画の詳細はここに


ちなみに私の答えは「音楽は間違いなく世界を変える。ただそれは作者の意図通りになるとは限らない」といったところでしょうか。この映画、熱いよ!!! ぜひ!

Web Diceに記事を書いた。自分で書いた中でも気に入っている記事。読んでねー
またこの映画は全国で自主上映会を熱血募集しています。興味ある方はぜひご相談ください