ティナ・ターナー、R.I.P.

 世界的な歌手のティナ・ターナーさんが亡くなったようですね。


ポール・ブレイディの書いた曲は、彼女によってカバーされました。

 

ティナが自分の楽曲をカバーすると聞いた時、アイク&ティナの大ファンだったポールはめっちゃ喜んだそうです。「やったー ティナが僕の曲を歌ってくれる!」

でも、まさかこんなクレイジーサイズの大ヒットになるとは夢にも思わなかった。ティナ・ターナーの大復帰作『プライベート・ダンサー』のおかげで、ポールの、ダブリンの南にある素敵な大邸宅が建ったとか建たなかったとか…

87年だか、そのくらいの時、ポールはウェンブリーの彼女のコンサートに呼ばれ、突然予告なくステージに上げられて、とまどいながらも一緒に歌ったそうです。ステージの上が二人の初対面。確かポールのバイオ本「Crazy Dreams」にそんな風に書いてありました。

何はともあれ彼女の人生を思うとすごいですよね。DVに苦しめられ、実際壮絶な人生を送られた方だと思います。

圧倒的な歌声は、今聴いてもものすごい迫力ですが、セクシーでちょっと過剰なダンスや振る舞いは、そんな彼女の弱さの裏返しだったのかなぁと、今の時代になって見るとあれこれ想像したくなりますよね。ご冥福をお祈りいたします。

 

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