クラウドファンディング、リターン(返礼品)の説明 その1

おかげ様で、クラウドファンディングは2日目で15%になりました。なんとかなるかな…。でもなんとかならなくても、私はこのプロジェクトはやり遂げますよ。

このブログもクラウドファンディングが終わる75日後のネタまで考えてあります。ルナサのことならブログ100本でも書ける!

さてさて今回はいわゆる「返礼品」=「リターン」にある、セットのCDの紹介です。早くちゃんとみなさんに紹介しなくちゃと思いつつ、すみません、遅くなりました。

でも、すでに、たくさんの皆さんが「セット」購入で、ご賛同いただいています。本当に感謝。

ちなみに、なんでセットを2枚、4枚、6枚と偶数で設定しているかと言うと、その方が、パッキングする時に座りが良いからです。ちなみに6枚以上だと発送に使うクリックポストの重さの限界にひっかかってしまうので、6枚が上限になっております。

実はこの下に貼った画像の「ルナサセット1」が、結構レアで面白いと思い、ここで皆さんに詳細説明するのを楽しみにしてたんですが、クラウドファンディング始まったと思ったらあっという間に売り切れちゃいました。

確かに3セットしかなかったからしょうがないんだけど。

このリターンにお申し込みくださった皆さん、ありがとうございます。ルナサのLetrimのセッションCDが入ってるんですよね。確かにこれはレアかも。普段のルナサのアルバムとはだいぶ違う内容なので。

それでもリリースされた当時は、確か100枚くらいは仕入れたんだけど、一般のCD屋さんには出荷しなかったのに、今残っているのがたったの3枚…というわけなのです。

さて、そんなわけで「ルナサセット1」は終わっちゃったのですが、これからこのブログで、他のセットのCDを説明していきたいと思います。

前回のクラウドファンディングでも、いわゆる「バンドにエイド」のCD+1枚という2枚セットを申し込む方がとても多かったのです。というか、100セット用意してたら、ソールドアウトになっちゃった。これはある意味、失敗ポイントでした。

きっとクラウドファンディングって、3,000円代じゃなぁ、というのがあるのかもしれません。もう少し払ってあげたいなぁ、なんて思ってくださる方が多いのかも?

またCAMPFIREの手数料17%や送料(だいたい200円)があるからといって、CD1枚に3,300円払うのもなぁ、という方もいるのかもしれません。

なので今回も、2枚セットをセッティングしました。4,800円です。

で、ここからルナサのライブ盤と一緒にゲットいただける、THE MUSIC PLANTでも比較的新しいタイトルを紹介します。新しいタイトルなので、在庫も十分にあるかな…ということで。

選んでいただけるのは、この4枚から。左上から時計回りに、JPPの『SKYWIRE』、BartolomeyBittmannの『10』、そしてWallis Birdのライブ盤『Yeah!』、Väsenの『Duo』です。

JPP『SKYWIRE』

JPPの『SKYWIRE』、JPPは、ほんとうちの紹介しているバンドの中で、一番売れなかったバンドの一つなんですが、私は大好き。どうしてこの良さを人は理解してくれないのかなーと常日頃思っているのです。このCDには最高の楽曲たちが最高の演奏で収められています。

あぁ、なんでこのかっこよさが伝わらないのか、ほんと悶絶ものです。私の力が足りないのでしょうが、自分の無力感をひしひしと感じます。JPPの曲は本当に、評価が低すぎる。実際、世界的にもそうだと思います。こんなにいいのに! 

このクリップも私が無理やり作りました(笑)


どうやらこのCDは、全世界的に相当レアらしく、先日もドイツから「お金は倍払うから、なんとかドイツまで送ってくれ」と申し込みがありました。いやはや。

海外には発送しないということになっているウチの通販ですが(ドイツ、今、航空便でSmall package送れないし)あまりの熱心さに折れて、送ったんだけど、郵便事情が今、本当に悪いから、どうなったかなぁ、あのCD。二ヶ月かかるよ、とは言ったんですけどねぇ。(そろそろあれから一ヶ月…)

私はこのCD、発売とほぼ同時にバンドからかなりの枚数を買って仕入れたのですが、売れなかったねぇ…(何度もいいます)

でもいいの。私はJPPをとにかく二回も日本に呼んだ。これはすごい快挙だと思っています。一度なんてハーモニウムもちゃんとフィンランドから運んだ。フィンランドから人間運ぶのも大変だったけど、ハーモニウムなんて家具、箪笥みたいなもんだから、そもそも自分で歩いてくれない。

しかもそれ持って北海道にまで行っちゃって。よくやったよなぁ>過去の自分

そんな思い出のJPP、その最新作『SKYWIRE』ぜひこの機会に! これは絶対におすすめです。ほんとになんでこんなに評価が低いんだろうと、いつももんもんとするのがこのJPPです。


Wallis Bird『Yeah!』

続いて、返礼品写真のJPPの下にあるのが、Wallis Birdの『Yeah!』です。これはなんとなくウォリスの事務所から買ったものの、彼女の来日公演で売ればいいやと思って在庫を持っているという代物です。基本、彼女のメインのアルバムは当時キングレコードさんが出してくれてましたから自分でも何かを持っていたかった…ということでしょうか。

これがまた超良いんですよ。パワフルなウォリスの音楽が炸裂した大傑作。会場も国もバラバラで、当然一発録音ですが、会場のアンビエントも1トラックずつ全然違う。でもって聴いていると元気になれること請け合いのライブアルバムです。


ウォリスも、なんとかあと1回だけは呼びたいと思っているのだけど…  どうなるかなぁ。とにかく頑張るしかないのだけれど。

なんかウォリスのこと考えると、涙でちゃう。うんと年下だけど、なんか「母ちゃん」みたいな人なんだ。ほんと。それがステージにもあらわれてますよね。またウォリスの歌が聴きたいなぁ。


BartolomeyBittmann『10』

そして左上のCDが、バルトロメイ・ビットマンの『10』です。彼ら2017年にプロモ来日してすごく盛り上がった。来日に向けて最新アルバムをがっつり仕入れたのに、ツアーはパンデミックで流れちゃった。

2020年の春、相当がんばって仕込んでいたツアーだったんですが…  私の努力はすべて水の泡に… とほほ。

この二人の初来日は本当にプロモーションだったし、二人は最高に頑張ってくれたので、私もまた絶対に呼びたいんですよねー 彼らー 

あー これ書いてたら、また悔しい気持ちが思い出されてきた!!! ちくしょー 絶対に呼んでやるー



Väsen『Duo』

ヴェーセンがトリオではなくデュオになったことについては、言いたいことが私には100万ワードくらいある。しかも、彼らのプロモーションにこんなにがんばってきた私ですから、100万ワード言う権利もあると自分でも思います。

彼らが二人になってリリースされた、このアルバム。なんだかんだで不思議とやっぱりヴェーセンではあります。もちろんトリオとは全然違うけど。

いろんな意味で、ヴェーセンのデュオについて、私が明るく前向きに語れる日がいつ来るのかわかりません。ほんとこの仕事って、考えちゃうよなぁ。必死でバンド育てても、バンドは有機物だからメンバーの都合で変わっていくし、まったくもって損な役回りだよな。

でも私が彼らに入れ込んで何度も来日させた時期は、まさに彼らがトリオになって、トリオとして活躍していた時期に見事にシンクロしているんです。そう言う意味では、私も超ラッキーだった。あの時間はもう戻ってこないんだろうか。

それでもいいや。だって精一杯やれることやったもの。やりたいこともすべてやって、後悔はまったくありません。


というわけで、今日は2枚セットの商品の詳細でした。明日は別のセットのご紹介を書きます。

引き続きルナサのクラウドファンディングを応援してください。