ルナサをめぐる自分なりの仕事術 2

 


これ、名古屋のクアトロだと思う。
クアトロツアー似合うよなぁ、ルナサ。いつかまた出来るのかなぁ。


本日は、ルナサをめぐる仕事術。今日はその第2回。

昨日書いた一緒に仕事をするバンドや音楽家をよくよく吟味せよ、みたいなことで、もう一つ言いたいことがあった。

それは「負のパワー」にとりこまれないこと! これどんな仕事してても一緒だと思うけど、すごく大事なことだと思う。

特に対アーティスト。アーティストって魅力的な人が多い。一緒にいるだけで楽しい、メールしてるだけで素敵… そりゃあ、もう、一般の人とは違いますよ。とても魅力的な人が多い。

でもそのアーティストの「光」の部分と裏腹に、時々「負のパワー」満載みたいな人もいるから、そこに取り込まれると自分までもやられてしまうよ、ということ。これは伝えておきたい。(誰に?… 若い人たちに、かな)

そして負のパワーはアーティスト周りだけではない。友人関係や、営業活動上など、外部と接触していれば、とにかくそこここに存在している。そんな時、そういう「負のオーラ」に取り込まれないようにすることが本当に大事だ。

一方で、これは自分で常々感じていることだけど、元気に楽しそうに仕事をしていたり、ひたすら自分のやることを極めているだけで、今の時代、人は集まってくる。

でもSNSに自分の弱さを、しかも実名で吐露している人は驚くほど多い。けれど、それは私からみるとバカなやり方だと思う。それによって集まってくる人もきっと多いのだろうと推測する。でもそこにはネガティブなパワーしか存在していない。

と同時に、私がここに書いているあれこれだって、私の本音100%では絶対にない。それも読んでいる人にはわかっていてほしい。これだけ自由に書いているように見えても、やっぱり書けないことの方が圧倒的に多いのだ。

プロジェクトはやればやるだけ嫌な思いも大変な思いもする。簡単に行くプロジェクトなんて、存在しない。それに対する覚悟があるか、ないか、それだけなんだけど、その覚悟はやっぱり大きい。

そしてそれがネット上であれ、実生活であれ、自分から人の悪口を無駄に言わないことも大事だ。特に女同士に多いんだけど、口を開くと人の悪口から始まる人は本当に多い。そんなの、今の時代、もう流行らないと思うんだよね。

私も昔、よく人の悪口は言ってた方だから、よくわかる。自分への反省も込めてあえて言うんだけど…

悪口は言えば言うほど、それは自分に返ってくる。大人になればわかる…  でもいい歳をして悪口を我慢できない人、ほんと多いんだよね。びっくりするほどに。

私もいまだにリアル生活ではかなり悪口はいうよ。でも本人に言えない悪口は人にも言わない。そういうラインをひいておくようにしている。

そして、とにかくひたすら営業活動に前向きに頑張る。面白いのは、意外と自分がプロモーションしているアーティストや作品について「これ最高です! めっちゃ良いですよー」と自信を持って推すプロモーターって、少ないんだよね。

なんでだろ…。あれって不思議なんだけど、自分が推しているアイテムに自信がないのかな?

というか、みんな自分自身のことの方が、自分が推している作品より大事なんだよね。そこがいけないんだと思う。プライドが高い人は概してプロモーションが本当に下手くそだ。

プロモーターとしてプロであるならば、自分の好きなもの、推しているものについて、決してひるんではいけない。

確かに世の中、別にルナサを聞かなくたって、誰でも生きていける。そういう中で、あえて、日本に住んでいる音楽ファンの皆さんが、なぜこのアイルランドから来た不思議な音楽を聞かなくちゃいけないのか。

すでにそういう状況なのだから、あちこちに大変な軋轢、無理難題があるのは当然のことだ。この音楽がなくたって、日本は動いていく。そういう存在なのだ、この音楽は。

数ある音楽の中でなんでこの音楽じゃないといけないのか。そこを無理にでも推していく必要がある。まさに無理な話だ。そこは常に謙虚に受け止めていないといけない。

それを見極めた上で、これは絶対にいいもんだという自信を持ってプロモーショントークをしていく。だから私はうちみたいな音楽を拾ってくれたり、良いと言ってくれたりする人に大感謝するのだ。だって、これらは、やはりなかなか見つけられにくい音楽なのだから。

本当にいつも応援してくれている人には感謝しかない。

話を戻すと、社会には本当にびっくりするほど負のパワーがとにかく蔓延している。こういう音楽は売れない、こんな音楽紹介してもらえない…  そんなことはもう十分に私もわかっている。でもそこと戦うためには、ひたすらポジティブオーラで頑張るしかないのだ。

これが笑っちゃうんだけど、音楽業界、実態は、お先真っ暗だからさ…(笑)、ポジティブでいるだけで…というか、会議とかで後ろ向き発言しないだけで仲間に加えてもらえたりするんだよ、私みたいに対して仕事ができない人間でも!(爆)

負のパワーは、とにかくこの世のそこここに広がっている。そこに巻き込まれてはいけない。
いつだったか物理学の大先生でスズキメソードの偉い人(笑)である早野龍五先生も言っていた。<楽しそうにやる>ということはとても重要だ、と。

自ら負のパワーに巻き込まれてもいけないし、自分から負のパワーを出してもいけない。自分だけでもいいから、とにかく良い空気を広げていこうというのはとても大事だ。

あとこれも伝えたいことなんだけど、友達がやってる良いプロジェクトはなるべく無条件で応援に加担するのがいい。それが自分の仕事とはまったく関係なくても。自分にメリットがなくても。

ポジティブな友人がやっていることは応援し、応援しあう。それがこれからのスタイルじゃないかなと思う。

もっと言っちゃうと、人の応援が得たかったら、自分から人を応援する。もちろんそれが通じない相手も多い。でもだからってちょっとした応援だったら、別に片思いでもいいんじゃないと思う。別に何が減るもんでもないし。命取られるわけでなし。

普段から自分の周りの頑張っている人たち、ポジティブオーラを出している人をチェックしよう。そしてその人たちがやっている興味深いイベントやプロダクトを応援しよう。そこからまた自分にも何か新しいパワーが生まれてくる。

というわけで、ルナサのクラウドファンディング続行中! これこそポジティブオーラ満載のプロジェクトだよ。

まだまだ頑張ります。