小口健一さん、素晴らしい音楽をありがとう。R.I.P.

エスの3人。吉祥寺スターパインズカフェの前の道路にて
最高にかっこいいキーボードトリオだった。

 


小口さんは、私が知る限りでもっとも才能があるミュージシャンの一人だった。本当に悲しい。

ケンソーでは、清水さんの書くメロディアスな曲たちと違って、小口さんの、言ってみればちょっと無機質な感じのする音楽は、かなり特異な存在だった。でも名曲多いよね、ほんと。

実は先日のユニオンでのサイン会の時、私、行けなかったんだよね。FLOOKの横浜公演があったから。しかも、そのライブ、ケンソーの現マネージャーの太田さんにも手伝ってもらってたから、太田さんもサイン会に行けなかった。悪いことをした。

二人でケンソーの3人に会いたいね、と言っていたのだけれど、行けなかった。

小口さんメドレー。LIVE92は、夢の丘バンド:ケンソーの一つの到達点だった。

  

この「月夜舟行」すごいから聞いてみ。 小口さんと村石さんが作ったすごい音世界。


小口さん、悲しいよ。でも素敵な音楽をたくさんありがとう。

エスの公演、もっと作りたかったな。エスは変なバンドで、ライブの予定もないのにずっと地下のスタジオで秘密練習してた(笑)。

で、ライブやろうよ、ってすごく説得して、ライブやってもらって、ライブが作れて、私はすごくそれを誇りに思っている。他にも小口さん、たくさんいろいろな音楽やってたけど、でも、たぶんKENSOの次に真剣にやってたバンドであるエスを一緒にやれたのは良かった。

でも、なんだか悔しい。全然納得していない。特に清水さんの気持ちを思うと、本当に言葉もない。が、もうバンドの公式発表も清水さんからあったのだし、もう納得しないといけない。