スヴェング 東京ライブハウス公演 終了。いやーーーーー 最高でした!

いやーーー まじで良かった。こんな爽快感は久しぶりかも。もちろんルナサの京都もすごかったけど、あれにはもっと緊張感というか、違うものがあったから。こんなふうに、すかっと爽快な公演は、ほんとうに久しぶりでした。

本当に久々かもしれません。スヴェング、昨晩は、東京で今回のツアー唯一のライブハウス公演でした。

なんというか、ライブハウスだとやっぱり音の「圧」が違う。ハーモニカってすごいだなぁ、と改めて。いや、スヴェングがすごいのか。いや、ほんと。ベースハーモニカの低音のパワーよ。これはPAが、がっつり入らないと出ない。

今日の公演は、自主公演なのでメンバーに、セットリストも自由に決めていいよ、と伝えたら、一部公演+長めのアンコールという体裁になった。

そしたらオープニングはなんと「ハイドゥーカ」! いやー スヴェングって、ジプシー・バンドなんですよ。どっちかというと。

彼らはタラフ・ドゥ・ハイドゥークスの大ファン。タラフに憧れてバンドを組んだ。だからステージ衣装のスーツや安物の指輪も彼らへのオマージュなのだ。

そしてアコーディオンの桑山哲也さんがきてくれたのは、本当に偶然で(野崎さん、仕込んでたんでしょ、って思われているのかもだけど)、ライブ数日前に桑ちゃん、忙しいだろうなぁと思いつつ「遊びにおいでよー」とメッセしたところ、「行きます」との返事。

それをメンバーに伝えたら「楽器持ってこい(笑)」となった。というわけで、8年前の民音ツアーでやった桑山さん作曲の「アカプルコの月」を一緒にやったのでした。よ、よすぎたよーーー

桑山さんの出方を、最初アンコールの頭とかでどうかなと思ってたんだけど、そこはさすが場数が多い桑山さん「僕はなんでもいいですよ」と柔軟なご回答。なので、メンバーに伝えて、任せていたら、いつも本編の最後でやるRag Timeの後に桑山さん登場ということになった。

写真はリハーサル中に桑ちゃんの新しいおもちゃ(楽器)に驚愕するメンバー。ハーモニカ博士のヨーコ先生は特に興味津々。「ハーモネッタの方がすごい」とか負け惜しみ言ってました(笑)それにしても楽器を前にするとミュージシャンたちのテンションがあがる!

そして桑山さんとやった「アカプルコ」。いやーーーーーー 素晴らしかったよね。音楽がドライブする瞬間というか、それが感じられて、すごくよかった。


特にゲーロのインプロ、すごい! 「スヴェング、もっとジャズもやればいいのに!」と言ったら、ヨーコ先生に却下された。ヨーコ先生の嫌いなもの。それは「ヘヴィメタル」そして「ジャズ」(笑)。

それにしても桑山さんとスヴェングの相性いいよなぁ。

最初スヴェングの日本での共演者を検討していた時、同じリード楽器だから、違う音色の楽器の方が共演にはいいのかもと思ったけど、すべてのリード楽器がバッチリ溶け込んで、桑ちゃんの右手と左手とまるでハーモニカのメンバーが2人増えたような感覚になる。

そしてアンコールでのいつものゴスペルのあと、久々に「モアラ」やった! モアラ、本当にすごい。どんどん高速になる。昨日の「モアラ」は、私が聞いた中で、一番高速だったかも!? 高速記録更新中(笑)

なんというか、こういうの、こういうのなんですよ! こういうのが感じたくて、私はこの仕事をしているのだなと思った。音楽のパワーだよね。音楽って、ほんとすごい。

それにしても本当に良かった。こういうライブハウス公演を作るのは本当に大変なんだけど、今回ツアー自体が本当にしっかりしていて、しっかり日程を組んでくれたハーモニーフィールズさんの協力を得られたから、これが可能になったわけです。

本当にハーモニーフィールズさん、ありがとうございました。

終演後の写真撮影。トコさんと、クロマチックハーモニカの山下伶んもご来場くださいました。ありがとうございます。トコさんにメンバーはめっちゃ素敵な日本酒とルパンくんのカレンダーをいただきました。ありがとうございます。 


すぬいちさんもご来場ありがとう。


ツアーはまだまだ続行中。今日は琵琶湖ホールなんだけど、ソールドアウトだそうです。

Sväng Japan Tour 2024


1/24(水)【滋賀】滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール SOLD OUT

1/27(土)【静岡】アミューズ磐田   

1/28(日)【愛知豊田市コンサートホール・能楽堂 SOLD OUT

 

いやー 音楽っていいなぁ。なんかパワーが出てきたので、自分のサボり癖がでないうちに某バンドと某バンドにオファーを送った。引退まではとにかく精一杯頑張ろう。ツアーがうまく決まりますように!