映画 ピーター・グリーナウェイ監督特集上映『英国式庭園殺人事件』を観ました。なるほどねー


『成功したオタク』のあと、非常に良きタイミングで『英国式庭園殺人事件』が上映されていたので、なんだか流れで続けて観てしまった。

途中で寝たぜよ…ぐっすりと。

しかしこれ、くまなくしっかり見たとしてもおそらく理解はできなかっただろう。とにかく世界観を味わう映画だと思う。でも反対にこういうの、ハマると強力だよなぁ。ハマったら、大好きになりそうだ。英国の、ナンセンスな変な世界観。

衣装など、キューブリックの『バリー・リンドン』にも通じる世界。知的なんだけど、卑猥でエッチな雰囲気とか、緑色のへんな道化師が後ろで踊っていたり謎な映画。

とにかく全体の20%くらいは寝てしまったが、この映画のレビューをブログなどで書いている人をググってみたら、ほぼ全員が「わけがわからない」と評しているのが、笑える。

そうか、いいのか、わからなくて(笑)

でも何度も言うが英国好きにはおそらくたまらない作品なんだと思う。英国はエキセントリックでマニアックで、そしてちょっとエッチでナンセンスなのだ。モンティ・パイソンみたいに、何度か見て、結局よくわからないけど、3回くらい見るとやっとなんとなく笑える、みたいなそんなんでいいのかもしれない。

音楽はマイケル・ナイマンで、メロディが心に残る。さすがだよね。


しかし英国人って、やっぱ変わってるよねー(笑)。そこがいいんだけどさー。私に言われたくはないだろうけどさー。

たまには分からないものを分からないまま受け止めることも大事だよな。これはわかりませんでしたが、なんだか堪能しました(笑)

グリーナウェイの特集上映、イメージフォーラムにて4月19日まで。


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