こんな可愛いポストカードもらった! ピーターさんの音楽映画祭。これで6本目?かな? 『コンサート・フォー・ジョージ』。なるほどロック界のレジェンド勢揃いのステージで圧倒されました。
クラプトンの「彼がここにいたならば「こういうのは苦手だ」と言っただろう」という言葉に妙に共感する。そうね、ジョージってそういう感じよね。
一方、正直クラプトンって、よくわからない。というか、私が知ってることといえば、妻に裏切られて「レイラ」を書き、子供に死なれて「ティアーズインヘブン」を書いたということで、ミュージシャンは不幸な方が良い曲を書くなぁ…という、めちゃくちゃ短絡的な感想。
そして、そこここから聞くあまりよくない彼の評判。コンサートは完全に手抜きで、人間としてどうなの?みたいな。
そもそも彼の音楽はよくわからんし、あの必要以上にかっこつけた佇まいも好きじゃないし、コンサートに行った人からの評判もよくなく、社会的発言も問題ありありで、クラプトンは私はまったく興味の対象外だった。
あ、でもうちのポール御大は、仲良しなのよね。いろんなアルバムで共演しているし「クラプトンも参加!」みたいなキャッチフレーズは、何度もプロモーションで使わせてもらっている。
で、このコンサート。公演自体がすごくよかった。ロイヤル・アルバート・ホールに集まった、錚々たるみなさん。スクイーズのジュールズ・ホランドの姿も見えたぜよ。(そこかいっっ!?)息子のダニー・ハリソンが、若いころの可愛いジョージそっくりで、ちょっとドキッとした。終始彼は地味にアコースティックギターを弾いている。
ハイライトはたくさんあったけど、よかったのは、ウクレレの「Something」(ポール・マッカートニー)、ビリー・プレストンのかっこよさ、インド勢のすごさ、そしてモンティ・パイソンの最高さ!!
あいかわらずだよねぇ。本当に、このコンサートのあらゆることがジョージっぽくて、とても良い。
皮肉屋で真っ直ぐではないところ、とかね。ソングライターとしては、レノン・マッカートニーというすごい二人のそばにいながら、ジョージはジョージで、素敵な名曲をたくさん残している。優等生のポール、不良のジョンをそばで、距離感を持ってみていたのがジョージだというイメージ。あってるかな?
そうそうビートルズの曲って、これが今、一番Spotifyで流れているのよ。(まぁ、Covid感謝の退院時に病院が流していた結果らしいのだけど)
そんなわけで、このコンサートも楽しく見た。
偶然にもこのあと私は六本木ヒルズに向かったのだけど、こういう写真展も行われているようである。洋楽不毛の時代と呼ばれて久しいが、ビートルズはあいかわらず確固たる人気があるのだろうなぁ。
亡くなった人を讃える、ということでは、こんな切手がアイルランドで発売決定。
大スターにまじって、ベグリーおじさんがいるところが、アイルランドの最高なところ。
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