いろんな作品がたくさん。多くは掛け軸だったり、襖絵だったり。天井の絵もあった。
これなんか正方形の木に書かれたもの。(これって、リリー・フランキーの映画で出てきた記憶あり。心を病んだ奥さんが打ち込む天井絵に似ている。一村のこの作品からインスパイアされたのかな?)
一村というと、奄美の植物とか蘇轍が有名なんだろうけど、こういうちょっと素朴なのも良かった。こういう秋の色味がなんか良かった。
孤独の中で、芸術を極めた一村。ある意味、表現者としての彼の生き方はうらやましくもあります。そんなふうに自分も何かに没頭してみたい。でもそれは自分にはできないことは痛いほどわかっている。
これを手に持って写真撮れってことかしら(笑) フォトスポット。
作品の点数も多く、生涯を追った大回顧展で、素晴らしかったです。絵の具の塗りは暑くなく、さらっと描かれているようでいて、とても緻密。
2時間くらいがあっという間でした。
なお、前期後期で一部作品の入れ替えがあるらしいので、ラウーのツアー終わったら、絶対にもう一回行こうと思っています。
帰りは京成上野駅で、ストリートピアノ弾いてきました。芸大からのお下がりピアノ。ピアノの状態も悪くなく、音が小さいとクレームしてる意見をネットで見かけましたが、私は問題なかったです。このくらいが一番いい。雑踏の中で、なんか良かった。
私の場合、ストリートピアノはピアノの披露ではなく、ピアノの練習の一部。カフェで仕事が集中できる、あれと同じ感覚ですな。耳に入ってきたった、みなさん、ごめんなさい(笑)
ピーター・バラカンさんが一村をすごく推しているんだけど、ちなみに最初は奥様の真弓さんの方が大ファンだったんだって。それで、ピーターさんもその影響を受けて好きになったとか。奄美に行ったピーターさんのレポートはこちらの英語サイトで見ることができますよ。ぜひ。
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LAU(from スコットランド)来日します。10月17日より。www.mplant.com/lau/ 初日の南青山曼荼羅公演、一旦ソールドアウトとなりました。他の日程はまだ余裕あり。ぜひ。詳細はこちら。http://www.mplant.com/lau/
秋のケルト市は豊洲にて10月19日。ラウーと藤田恵美さん(ex - Le Couple)の公演。http://www.mplant.com/celticmarket/
THE MUSIC PLANTではアイルランド音楽名盤ガイドをリリースしております。第1弾 Paul Brady、第2弾 Mary Black、そして第3弾はLAUのコンサート会場で先行発売 www.mplant.com/books/
その他、この夏はおなじみピーター・バラカンさんの来日50周年企画で、プロモーションのお手伝いをしています。
*音楽映画祭アンコール上映 Peter Barakan's Music Film Festival セレクト 詳細はこちらへ
*10月19日、20日 Live Magic! - www.livemagic.jp LAUも出演しますよ。