もうすぐ来日、アヌーナ! 今回の来日メンバーをご紹介します その4

もうすぐアヌーナ来日公演ということで、我がTHE MUSIC PLANTもアヌーナ応援企画として、こんな連載を来日までアップしていきたいと思います。

先日、シンガーの皆さんに、来日直前ということで、こんなアンケートに答えていただきました。

今日はその中から3人の男性陣をご紹介します。Here we go!




キーアンは、なんとドニゴールのレターケニー出身のサーファーのインストラクターおよび音楽家なのでした! マイケル一家にサーフィンを教えたことが、アヌーナに加入するきっかけに。すごくないですか?

もちろん音楽にはずっと関わってきたキーアンでしたが、「アヌーナで歌うことはまったく違う経験だ」と語っています。なおマイケル一家だけではなく、シンガーの何人かにもサーフィンを教えてたそうですよ。

こちらサーフするキーアンの勇姿とともに下記の動画をお送りします。かっこいいですね。

 

こちらはバウロン講座みたいな映像。興味深し…


そういえばアイルランドの名ガイド、直子さんもサーファーだし、もしかしたらアイルランドってサーフィンにベストな場所なのかも?


         続いて紹介するのは、こちらもアイルランド出身のダヒー 。





こちらはアイルランド外務省のチャンネルにあがっていたデュオで歌っている様子。うーん、素敵。うっとりしちゃいますね。

ダヒーはどうやらアイルランド語のエキスパートらしく、アイルランド語については、マイケルも非常に頼りにしている存在なのです。難しい言葉ですから、こういうメンバーも本当に必要ですね。

「アヌーナで歌っているレパートリーは、それこそ1,000年以上にもわたる言語の歴史をカバーしている。素晴らしいことだよ」とダヒーは語っています。

「言語のない国は魂のない国だ」、とも。古くから伝わる格言にはとても価値があり、言語の価値を無視することは自らの遺産やアイデンティティを否定することにもなる、と。

「アイルランド語は長い間、無視されてきたけれど、その美しさと記憶は、詩、散文、音楽といった芸術の中に取り込まれることで生き延びてきた」


今日の最後の一人はダブリン出身のアンドリュー。

今回シンガーたちのコメントは、ある一定の長さに統一し編集したので、短く端的にまとめようと努力で削っちゃったところも多いのですが、一番「うーん、これは難しい」「さらにこの質問は難しい」と一番迷い悩んでいたのが、このアンドリュー。ある意味好感度UP(笑)悩める性格が回答に表れています。

「言葉も英語しかしゃべれないし、アイルランド語は少ししゃべれるけど、他のメンバーに比べたらとてもとても…」と謙遜気味(笑)。

でもアヌーナの中でも、もっとも多くのクラシックの名門ホールで歌ってきた経験の持ち主なんですよ。



下の動画。マイケルのこの名曲を率いるのは、アンドリューの素敵なヴォーカル。絶品です。この動画で歌っているのは以前来日したことがあるローリー、そして今回来日するアンドリュー、ジョナサン、ライアンの4人ですね。


これって、すごく悲しい歌詞で、死にゆく兵士が故郷を思い出している歌なんですよね。ウクライナで、ガザで、多くの人がたくさん亡くなっている。それを思うと涙が出ます。世界中の、こんなに多くの人が平和を望んでいるのに、戦争はいつまでたっても止まらない。

一応は平和な日本に住んでいる私たちは無力感を感じるしかありません。でも、今はアヌーナの歌声を聴いて、なんとか心を落ち着かせましょう。本当にいつか世界中のみんなで、笑い合える日がくるように。

湿っぽくなっちゃいましたが、最後に公演の日程を付け加えておきますね。

ケルティック・クリスマス 2024

アヌーナ来日公演
11/22[金]兵庫県立芸術文化センター
11/23[土]大阪 ザ・フェニックスホール [完売]
11/24[日]東海市芸術劇場
11/26[火]札幌文化芸術劇場 hitaru
11/29[金]静岡音楽館AOI
11/30[土]神奈川 フィリアホール
12/1[日]所沢市民文化センターミューズ
12/7[土]すみだトリフォニーホール [特別公演]
12/8[日]三鷹市芸術文化センター

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