アイルランド for GAZA

日本語でもニュースになったので知っている人は多いと思いますが、アイルランドからイスラエルの大使館が撤退しました。

でも、ハリス首相は、アイルランドは反ユダヤではない。イスラエルとパレスチナの平和な共存を望んでいると強調。

ほんと、そこ大事なところですよ。大事なところ!

頑張れサイモン!!(アイルランドでは、首相のことはティーシャックと呼ぶし、みんな政治家をファーストネームで呼びます)


そして、こちらは外務大臣。前の首相。頑張れ、ミホール!


もちろん、伝統音楽のミュージシャンから絶大な指示を集める大統領も。
いいぞ、マイケル・D・ヒギンズ!

(東京にアイルランドハウスが出来て、ヒギンズ大統領の来日はあるのでしょうか? 絶対にお会いしたい)

(ちなみによくセント・パトリックス・デイの大使館パーティにアイルランドの大臣が来日しますが、ルナサとかダーヴィッシュとか言っても知っている大臣ほぼ皆無です。伝統音楽の世界なんて、どこの国もそんなもんです。あ、チーフタンズはもちろんよく知られています。メアリーはよく知られているし、シャロンもまずまず…そんな感じ)


それにしても、アイルランドの政治家のみなさんは、本当に素晴らしい。こういう人たちを選ぶアイルランドという国がそもそも素晴らしい。

そして、みなさんに知ってほしいことがあります。メアリー・ブラックの妹フランシスは今、セネター・フランシス・ブラック(上院議員)で、ガザのために、もうずっと前から熱心に活動しています。 

 

いいぞ、フランシス!! こちらはUnited Nationsでのスピーチ。

 

 ウクライナの人の命とガザの人の命とどうして違うんだ? 白人だからか?という強いスピーチ。

  

 頑張れ、フランシス!! いろんな考え方があるとは思いますが、私は、弱い人の味方になってこそ、芸術家だと私は思います。 

 こちらはだいぶ前の映像。メアリーがバックヴォーカルを務めています。 声も似ていますね。


フランシスは、色んな意味で優等生だった長女メアリーと違って、離婚を経験したり(これはアイルランドにおけるフランシスと同じ世代の女性においては大変な出来事)、アルコール中毒になったり、本当に大変な人生を送ってきました。

でもそこから自分が中毒だったことを公表し、アルコールに立ち向かう人を助ける団体を設立し、政治家への道を歩んで行った。

「家族の中で一番落ちこぼれだった私が…」とフランシスが、テレビで語っているのを見たことがあります。 でも何度も言いますが、人の痛みがわかってこその政治家だと思うんです。

それは素晴らしい音楽や文学を輩出してきたアイルランドという国そのものにも言えることですね。ずっと欧州の最貧国だったアイルランド。今では「住みやすい国NO.1」になっちゃったアイルランド。その声には世界中が注目しています。

頑張れ、フランシス!!  頑張れ、アイルランド!

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