というわけで(笑)松江に行ってきました。
山陰アイルランド協会さんが30周年を迎え、記念にアイルランド映画と音楽のフェスティバルをされるとのことで、「いいなぁ、遊びに行くかなぁ」と言っていたら、来るならケルト市をぜひと言われ、ケルト市の荷物を持って、飛んだよ、松江!
事前に宅配便も手配していたのだけど、果たして、旅費をカバーするほどは売れないだろうし、仕入れの必要性も発生するので、それなりにリスクはある。
松江のお客さん層も初めてだし、いろいろ考えることもあったのだけど「迷った時は楽しい方!」というわけで、どうせ行くなら「ケルト市として友情参加」ということにあいなったわけです。
おりしも、山陰はすごい雪で、前日には気象庁と国土交通省が共同会見する事態に。これは危険! 行けるのか、そして事前に送った宅配便は無事なのか?
で、イベント前日の朝のフライトで東京を出たのですが、私の乗るフライトはいわゆる「条件付き飛行」に。つまり滑走路の状態次第では、そのまま旋回して羽田に戻ります…という条件のもと、羽田を出発したのでした。
…とその前に! それ以前に! なんと私は行き慣れているはずの羽田までの時間を読み間違え、時間がギリギリに! っていうか、もうやばいーーー。お姉さんと一緒にゲイトに走る…とまではいきませんでしたが(前科あり)、とりあえず無事に飛行機に乗れて、ホッ。
でも富士山と反対側に座っちゃった。失敗。せっかく快晴の朝フライトだったのにぃー!
そして松江で会ったとある方によると、その人はもうダメだと思い事前に航空会社に電話し、改札までお姉さんに迎えに来てもらったとか(世の中、上には上がいる。いや、下というべきか?!)
そして無事、飛行機は松江…というか米子鬼太郎空港に到着しました。
いえーい 信じてたぜANA! 松江の皆さん こんにちは〜 pic.twitter.com/Tl2clbxd8j
— 野崎洋子 (@mplantyoko) January 10, 2025
到着してみれば、雪で岡山からの特急が止まっていたり、結構な天候だったのでした。飛行機すごい。小泉凡先生によると、こういう事態になった時、一番強いのは実は飛行機なのだそうです。
また私が観光中(というか調査中)はしっかり晴れて、かつしゃりしゃりのシャーベット状の雪にスノーブーツの足取りも軽い!
そうグリーンランド以来、久々のモンベルのスノーブーツの登場となったのでした。
まずは松江と言えば、ここが聖地。喫茶MGに行ってきました。こここそ、あの佐野史郎さんも山本恭司さんも通い、洋楽に親しんだという聖地。
クリストファー・クロスの「セイリング」を聴きながら食べる熱々のコロッケが美味い!! コロッケとチキンカツのミックスセット。
そして、ケルト市の荷物のスーツケースを引っ張りつつ会場に持っていく。午後は観光(というか調査)。八雲邸に行く前にまずは武家屋敷へ。
小泉八雲のお家。そして記念館へ! 寒い! ここに来るのは3度目くらいですが、いつもミュージシャンが一緒にいて落ち着いて観光できなかった。でも今回はじっくり見れた。
そして隣の記念館へ。
記念館は新しく2階ができていて、資料も充実。今は来年朝ドラになる小泉セツさんの展示が行われています。
この記念館の展示については、今年の夏以降、とあることを計画しておりますので、またじっくり書いていきたいと思います。とにかく小泉セツさんの『思い出の記』を読んだばかりだったので、観るものすべてに感動しました。
下の写真は、いつだったルナサと一緒に乗った船。松江城のお堀を巡回します。なんと船の上にこたつがあるんで寒くないんですよ!(ケヴィンはこたつでホイッスル吹いてました)
夜は巨人のシチューハウスにてアイルランド大使館主催のレセプションが行われました。美味しかった!!
アランさん、ご馳走さま。また背が伸びたんじゃない? 久しぶりにワインを1杯いただきご機嫌気分。ごめんよ、ドクター(笑)
それにしても本当に山陰アイルランド協会の皆さん、30周年本当におめでとうございます。歴代の会長さんや大使館の副代表さん、小泉凡先生、O'Jizoさんたちも登場し、和やかな時間が流れていきました。
そしてこの日は旅館に戻ると、大きなお風呂に入ったあとガッツリ寝てしまいました。おつかれさん。明日はケルト市、がんばろう!
お部屋のコーヒーまでヘルン先生だったよ。
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THE MUSIC PLANT 次の来日公演はFLOOK。
詳細はこちらのサイトwww.mplant.com/flookに掲載しています。松江の皆さんも、全国の皆さんも、ぜひご来場ください。松江の皆さんは東京に来るのが一番いいのか…な? 京都公演もあります。