やばい。58歳だけど、これ観て泣いてる。素敵だなぁ、エガちゃん。 https://t.co/jZtl8k0jZM
— 野崎洋子 (@mplantyoko) January 13, 2025
というわけで、今回は無責任なおばさんの戯言と思ってください。若い人へのメッセージです。多少は役にたつかな?
(1)無責任な呪いの言葉に騙されるな。
若い人に対して、私がいつも思うのはこれ。大人は勝手なことを言います。特に親(笑)。「そんなことできるわけがない」「そんなの無理だ」って。
私なんぞは社会人になってからも、そういうことばっかりです。「そんなのは売れない」とかね。
言霊(ことだま)って言葉がありますけど、こういうのは「呪い」の言葉だと私は思います。あなたを閉じ込める不思議な呪いが、言葉にはあります。こういうことを言われた時は、落ち込まず、そしてその呪いにかかることなく、冷静に自分で判断してください。それを跳ねつけてください。
そしてそれを言っている人の人生を俯瞰して眺めてください。その人が尊敬に値する人だったら別ですが、単なる「呪い」の言葉を振りかけてくる人が、世の中には多数存在します。自分はたいした人生歩んでないのに、誰かを批判して自分の位置を確認する人。
それは親だったり、先生、大学や職場の先輩だったりもします。
でもそんな大人の言葉を聞く必要はまったくないと私は思っています。
(2)ちょっと自信のない仕事でも、頑張って引き受けてみよう。特に女の人に言いたい。
社会にでて自分の仕事を頑張る。そして頑張って仕事をして少しずつ成果を出せるようになってくると、ちょっと気の利いた上司や業界の先輩から良い話をふられることがあります。でも、それって、だいたいが現状の自分の実力よりも、ちょっと上の仕事。
もちろんまったく自信がないものを引き受けてはいけませんが、「ちょっと難しい」くらいだったら、ぜひぜひ引き受けて、その人の期待に応えてください。
人生で大事なことは、素晴らしい人に出会うこと。そしてその人の期待に応えることです。そうやってキャリアって形成される。同じところでヌクヌクしている人に成長はありません。そしてあなたの尊敬する先輩が振ってくれた仕事なら、大丈夫。
自分が信じられないなら、その仕事を振ってくれた先輩を信じてください。きっと出来る。
(3)偉ぶっている人たちは実はたいしたことない。
最近の大手メディアやプロダクション、政治家の不祥事は目も当てられません。謝罪会見も、公式サイトや公式アカウントでの謝罪も、全然ダメダメだと思いませんか? そもそも彼らは問題点が何かもわかっていないのです。
そして、こういう人たちが普段、社会では威張っていることを忘れてはいけない。これが社会です。偉い役職についている人も、その人が偉いわけではない。その役職に一定の権利があるだけ。それだけです。
時々このブログにも書くのですが、尊敬されるべきは「職業」ではなく、その「職業に向かい合う態度」です。偉そうな人に出会ったら、ぜひそのことを思い出して、よく観察してみてください。
一方で、社会インフラを支える地味な職業にも素晴らしい仕事っぷりを発揮する人がいます。それこそ「職業に向き合う態度」。これが一番大事なんだと私は思います。
そして威張っているやつというのは、本当にろくでもない。本当は気が小さく、どうしようもない人たちばかりです。
本当に尊敬できる人は、優しく、おおらかで、人に対して親切です。私もそういう人になりたいと日々、努力しています。
エガちゃんに触発されて、ちょっと偉そうなことを書いてみました。私もたくさん失敗をしてきました。でも上記の3つは、20歳のころの自分に本当に言ってあげたい言葉です。58歳(もうすぐ59歳)、まだまだ私も勉強中ですが、とにかく「大丈夫だよ」と言ってあげたい。
20歳の皆様、成人おめでとうございます! 卒業、入学、春はいろんなことがありますが、気持ちも新たに頑張っていきましょう。