#アイルランド映画祭 詳細発表! 今年は何本見れるかな?!




うわーい、今年も開催、アイルランド映画祭! 早いもので、今年で4回目になります。

恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMAにて。また皆さんで美味しいピザを食べて(映画館内で絶賛販売中。アイルランド大使館のスタッフも大好き)アイルランド映画を鑑賞しましょう。

5月29日より6月11日まで。毎晩19時から。私も何回行けるかな…  少なくとも5回くらい行きたい。

今年の目玉はなんといっても、音楽ファンにとっては最高に嬉しいドーナル・ラニーのドキュメンタリーでしょう。これは嬉しい!! きゃーー 早く見たいよ。

というわけで、いただいた資料より、今年のラインアップをご紹介していきます。

©︎WAYWARD FILMS CHRISTY LIMITED, MVG FILM & TV LIMITED, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, 2025


国内外の映画祭で絶賛された、ある兄弟の葛藤と絆の物語

日本初上映!『クリスティ Christy』

監督:ブレンダン・キャンティ

出演:ダニ―・パワー、ディアムッド・ノイエス、エマ・ウィリス

2025 / 95 / カラー 


里親の家を追い出された17歳のクリスティは、疎遠だった兄シェーン家族の元に身を寄せる。しかしシェーンとの関係はぎくしゃくし、素行の悪いいとこたちとつるみ始めるクリスティ。そんな弟を何とか救い出そうとするシェーンだったが…。貧困地区ノックナヒーニーの町を舞台に、行き場のない怒りと焦燥を抱えた兄弟の絆。キャンティ監督のデビュー作ながら、ベルリン国際映画祭はじめ国内外の映画祭で絶賛され、多数受賞した。

※『ニュー・ボーイ』と併映





ノスタルジックで愛おしいとある少年時代のひとときを描いた短編

日本初上映!『ニュー・ボーイ(短編)An Buachaill Nua』

監督:ディアムッド・ティモンズ

出演:ディアムッド・デ・フォイト、マイケル・レダハン、フィン・オハラ、ノア・ギュレ、

2025 / 13 / カラー


スライゴーファン必見!!? 1970年代のアイルランド。詩人イェイツの故郷でもあり、美しい田園風景がひろがるスライゴーを舞台に、登校初日遅刻してしまった転校生と地元の少年たちの交流をみずみずしく描く。第79回英国アカデミー賞、トロントアイルランド映画祭ほか数々の映画祭に正式出品された。

※『クリスティ』と併映




©︎Púca Pictures 


3人の女性が引き起こした銀行強盗の謎にせまるスタイリッシュなノワール

日本初上映!『三人の女強盗 Aontas』

監督:デミアン・マッキャン

出演:キャリー・クロウリー、ブリージ・ブレナン、エヴァ・ジェーン・ガフニー

2025 / 91 / カラー


とある田舎で起こった銀行強盗未遂事件、その犯人は強盗など犯しそうにもない3人の女性だった。なぜ犯行に及んだのか、彼女たちが囚われた過去が語られていく。さまざまな問題が絡み合いながらジクソーパズルのように解き明かされていく物語と、『コット、はじまりの夏』のキャリー・クロウリー、『ブルックリン』のブリージ・ブレナンをはじめ、アイルランドを代表する女優たちによる素晴らしいアンサンブルも魅力。




©South Wind Blows Limited 2025 All Rights Reserved 


アイルランド音楽を世界に広めた偉大なミュージシャンの軌跡

日本初上映!『イン・タイム ドーナル・ラニー In Time: Dónal Lunny』

監督:ヌアラ・オコーナー

出演:ドーナル・ラニー、クリスティ・ムーア、パディ・グラッキン

2025 / 95 / モノクロ


我らがドーナル、ドキュメンタリー。監督は『Bringing it all back home』も手がけたヌーラ・おコナーですよ!! これは絶対に見ないと!!! ちなみにピーター・バラカンさんがトークされる上映回もあります。6月9日! 今からメモって! メモって!(by のざき)


アイリッシュ・ミュージックの第一人者として活躍してきたドーナル・ラニーの半生を、彼自身の言葉や音楽仲間の証言、ライブ映像などによって多角的に明らかにするドキュメンタリー。1960年代から多くのバンドを組み、様々なミュージシャンとコラボレーションする中でも一貫して失わない祖国の音楽シーンへの思い、日本との深いつながり、そしてある悲劇を克服して今に至るラニーのインスピレーションの源を探る旅。





©︎ Keeper Pictures Limited 2015


国民的ドラァグクイーンパンティの半生を追った圧巻のドキュメンタリー

『クイーン・オブ・アイルランド The Queen of Ireland』

監督:コナー・ホーガン

出演:ローリー・オニール(パンティ・ブリス)、デイビッド・ノリス、ウーナ・ムラーリー

2015  / 86 /カラー


これ、ほんとにパワフルな作品です!! 見てね! 彼女、本当に素敵です。(by のざき)


同性愛が犯罪とされていた時代に育った少年ローリー・オニールは、ドラァグクイーンの世界に魅了されパンティ・ブリスとしてブレイクした。HIV陽性の診断を受けながらもチャリティや権利運動に取り組み、その鋭いウィットとパワフルなスピーチでゲイ・コミュニティを代表する存在になったパンティ。20155月、パンティ自らがキャンペーンの先頭に立った、アイルランドで同性婚の合法化を問う世界初の国民投票は歴史に残る名シーンだ。



 

images courtesy of Park Circus/Univesal


ダニエル・デイ=ルイス主演、第44回ベルリン国際映画祭で金熊賞に輝いた名作が蘇る

『父の祈りを デジタルリマスター版  In the Name of the Father』

監督:ジム・シェリダン

出演:ダニエル・デイ=ルイス、ピート・ポスルスウェイト、エマ・トンプソン

1993 / 133 / カラー

images courtesy of Park Circus/Univesal


こちらはもう、なんといっても最高の名作。スクリーンで見れるなんて嬉しい!!(by のざき)


1974年。ジェリーはIRA(アイルランド共和軍)が起こしたと思われる爆弾事件の犯人として逮捕される。やがて当局は父のジュゼッペにも目を付け、拷問を受けた2人は自分たちが有罪だと認めてしまい…。北アイルランド紛争の真っ只中、実際にあった衝撃の冤罪事件を扱ったドラマティックな社会派ヒューマンドラマ。アカデミー主演男優賞に3度も輝いたダニエル・デイ=ルイスと、『ユージュアル・サスペクツ』のピート・ポスルスウェイトの名演が光る。

 



<劇作家サミュエル・ベケット 生誕120年記念上映>


Courtesy of Film Constellation


劇作家サミュエル・ベケットの栄光と波乱に満ちた人生

『まずは踊れ Dance First』

監督:ジェームズ・マーシュ

出演:ガブリエル・バーン、フィン・オシェイ、サンドリーヌ・ボネール 

2023 / 100 / モノクロ


これ、これ、これ!!! 前の映画祭でもかかってましたよね。すごく素敵な映画ですよ。アンバーの恋人役だった彼が、すごく良いです。あの子、絶対に将来の大スターよ。(by のざき)


サミュエル・ベケットの生涯を端正なモノクロ映像で映画化。ダブリンでの子供時代、レジスタンス活動に身を投じた戦時期、妻セザンヌやジェイムズ・ジョイスとの出会いなど、ノーベル文学賞作家の光と影を丹念に見つめる。ベケットの後半生を『ユージュアル・サスペクツ』のガブリエル・バーン、若かりし頃を『恋人はアンバー』のフィン・オシェイというふたりのアイルランド人俳優が演じる。

※『フィルム』と併映


 

ベケット × バスター・キートンがタッグを組んだ傑作短編

『フィルム Film』

監督:アラン・シュナイダー

出演:バスター・キートン

1965 / 21 / カラー


顔を隠しながらアパルトマンの一室に逃げ込む男。他者の視線を恐れるかのように犬や猫も追い出し、壁にかけられた肖像画も破り捨て、鏡も覆い隠してしまうのだが…。ベケットが生涯唯一、映画の脚本を手がけ、ジル・ドゥルーズが「アイルランド映画史上最高の作品」と評した強烈なサイレント短編。晩年のバスター・キートンが顔をほとんど見せない主人公の男を演じており、その身体表現は必見。

※『まずは踊れ』と併映




詳しい上映スケジュールなどは、公式サイトをご覧くださいね。私も会場になるべく頻繁に行こうと思っています。


主催:アイルランド大使館、マーメイドフィルム  

配給:コピアポア・フィルム

宣伝:VALERIA   協賛:アイルランド政府観光庁、スクリーン・アイルランド

公式HPirishfilmfes.jp  公式X@irishffjp

 

◎1996年からかかげてきたTHE MUSIC PLANTの看板は2025年12月にて下ろしました。公式サイトは近日中にアーカイブ化する予定。自分の主催公演や招聘はもうやりません。ただ2026年も若干の雇われ・お手伝い案件があるので、そちらはゆっくりとこなしていく予定です。

◎現在リリースしたCDの販売は終了しておりますが、書籍はあいかわらず販売しております。

アイルランド名盤ガイド。楽曲への配信のリンク(Spotify)や、来日時のインタビュー、エッセイなど充実の内容。ポール・ブレイディ、メアリー・ブラック、マーティン・ヘイズ&デニス・カヒルの3冊です。こちらへどうぞ。

◎神保町すずらん通りのパサージュにてケルト書房という棚を運営しております。ケルト関係の書籍や友人の書籍などを販売中。こちらへどうぞ。

◎最近はこんな応援記事を書きました。ぺッテリ・サリオラの来日記念盤@Intoxicate

ピーター・バラカン Presents 未来へのプレイリスト 毎週金曜日 ETVにて22:30から放送中。6月いっぱいまで続きます。

◎あいかわらず無印良品BGMの仕事はしております。この4月27日より昨年録音にかかわったデンマーク編が配信スタートしております。良かったら、聴いてくださいね。

店頭ではすでにその2週間くらい前から流れているようですが、結構まだBGM29のスコットランドもたくさん流れてますね(のざき調査による)。

 

◎パンデミック後くらいから作曲家:日向敏文さんのお手伝いしております。昨年の6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリースされました。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。アナログ盤と、ピアノ小品集の楽譜は日向さんのサイトで通販中


◎その日向さんは、91年の大ヒットドラマ『東京ラブ・ストーリー』のサントラを手掛けていたわけですが、そちらが35周年記念のリイシューされることになりました。詳細はこちら。 最新インタビューをotonanoにて連載中! 

さらに今まで配信されていなかった『アナザー・グラフィティ』『妹よ』『陽のあたる場所』『愛という名のもとに』『ええにょぼ』も3月25日より配信スタートしております