マーティンとデニスの被災地に送る言葉に泣きそう

マーティンとデニスが来日時に録ったメッセージが、インターネットラジオBLUE RADIOの特設サイトにアップされています。

「放送を聴く」をクリックして、何度かPLAYを押すとマーティンとデニスの回になりますよ。

それにしてもこの日マーティンたちは早朝のInter FMのバラカンさんの番組からずっとプロモーション活動だったのでした。私はもう二人が来日したら成田で泣いちゃうかな、とかいろいろ思っていたのですが、いざ始まってみたら普通に普通のマーティン/デニスツアーだったので、ある意味ホッとしました。朝のラジオも普通にプロモ日!って感じでスタートしました。そのあとShelf TV収録して、雑誌の取材を2本受けて、そのあとこkの取材になったのですが、このコメントの収録になった時は、はっきり言って、こっそりバレないように泣いちゃいました。

マーティンとデニス、本当に来てくれてありがとう! まだまだ外タレのコンサートは、キャンセルが続くなか、ありがとうございました。お客さんもありがとうございました。二人はまた11月にやってきます。おかげ様でチケット好評。早くも通路前、真ん中のブロックは終わってしまいそうです。早い。よい席をご希望の方は一刻も早くこちらへ。


コメントを起こしました。(最近なんでも文字起こしするのが好きです。文字にすると検索にもひっかかるし、時間がない人にも伝える事ができるから)


「マーティン・ヘイズです。
今回、地震、津波、そして原発の問題という大きな事故の中で
来日したわけですけれども、
それ以前から被災地の映像などはTVで拝見していましたし、
前にも何度も日本に来て演奏している僕たちとしては
その場所にも、そしてそこに住む人々にも非常に近い気持ちを持っています。

なので、とても心配をしていますし、
今回の震災でご親戚を、財産を、家を、仕事を失った人たちに対して
本当に同情もうしあげています。

1つお知らせしたいのですけれども
地元アイルランドでも、音楽家たちが何らかの形で
いろいろなコンサートを開いて
日本の被災地の皆さんの力になろうと、今、立ち上がっています。

もしかしたら日本の皆さんは、お金というものを必要されていないかもしれない。
だけど僕らとしては、皆さんとともにあるんだよ、という想いを
そして日本の皆さんはひとりぼっちではないんだよ、と思ってもらえるように、と。
それを目的として様々な活動をしています。

僕らとしても今回このタイミングで来日することにたいして
いろいろな不安はありましたけれども
今だからこそ、音楽、ライブ・ミュージックというものが必要とされているんじゃないか、
という想いからこうやって日本にやってまいりました。

とにかく日本の皆さんが出来るだけ早くこの状況から、
このひどい事故からたちなおられますように、という事を祈っています。

日本の皆さんはこの長い歴史の中で様々な経験から立ち直ってきたということは
僕らもよく分かっています。だからきっと大丈夫。
絶対に日本の皆さんはたちなおると信じています」

「デニス・カヒルです。皆さんのことをいつも思っているし、祈っています。
僕はアメリカの人間だけど、アメリカそしてアイルランドの人たちも
今、マーティンが言ったように、アメリカでも日本の皆さんのことを決して忘れていないし、
皆さんは全然孤独ではないですからね。

今でも僕らはこの災害のことについて話し合ったり
常に話題にのぼっていますから。
こうやって日本に来て演奏することによって、
ささやかでもいいから幸せを届けることができたらいいなと思って
こうしてやってきました。
今回だけじゃない、これからもまた来ます。
だから皆さんもひとつ頑張って踏ん張ってくださいね」

通訳は染谷和美さん。ありがとうございました。そしてBlue Radioの皆さん、ありがとうございました。収録した番組の放送日が決まりましたら、またこちらでご報告していきます。