「自由をつくる 自在に生きる」



思うところあってこの本をとある人にプレゼントしようと思ったのだが、贈る前に自分でもう一度読み返してみる。

やっぱりこれはすごい本だ。歳とると分かってくるのだけど(笑)、人生において一番大事なのは「自由」だ。もちろんお金はある程度の自由の実現に効果がある。が、そのお金も集まりすぎて、それを失わないかとビクビクしたり、それに振り回されるようでは自由ではない。

「自由とは単に義務がない状態のことではない、何でもしてもよいと放り出された状況のことでもない」

当たり前のことだけど、このことについて深く考察した本。すごく良いので、ぜひ皆さんも読んでみて。

この本の後がきにかいてある文章が大好き。

「自由でいるためには、油断をしてはいけない。いつも、何が自由なのか、と意識していることが大切だ。それはまるで海に潜って綺麗な光景を眺めるときに似ている。「ああ、綺麗だな」と思い、上下左右どこへでも行ける、どちらへも向ける自由を感じるけれど、手足を止めてしまうと、あっという間に浮かんでしまい海上へ引き戻される。あの、もがいているときこそが、つまり自由という瞬間なのだ」


そしてこの本でも警告しているように一番やっかいなのは実は「自分による支配」。自分が勝手に思い込んでいないか、つまらないことにとらわれていないか…それを考えるのはものすごく重要だ。そしてそれから解き放たれたところに、真の自由は存在する、というわけだ。

それにしても! 今日はこんな天気だが、洗濯するのが本当に気持ちいい。まったくもって全自動洗濯機を1年前は持っていなかったという、この事実! 「二層式を20年以上つかっているのがかっこいい」って考えに捕われてたんだなー。そして「海外行けない」「コンサートに行くお金がない」とか言っている人に限って全自動洗濯機や薄いテレビを持ってたりするんだよな!とか言ってこのブログでも批判してたけど(笑)、ほんとたった3万程度で、この自由はどうだ! 洗濯しながらブログも書けるし、仕事も進むよ。でもやっぱり高いテレビはバカだと思うがな…(笑)

すみません、仕事に戻ります。資料の英訳とかなんか事務仕事が山積してる。マーティン&デニスですが、情報解禁は7/10、チケット発売は7/14になりました〜。