マーティンにうっとり…



「音楽で僕のやっているすべてのことの追求において、僕はここ(心)を案内役として用いているんだ」


「技術面でのいろんな構成部分を僕が集めてひとつにしたものと見ることもできる。それは音楽のひとつの見方ではあるさ。でも、もちろんそれが音楽の目的であるはずがない。それは人類がこの芸術形式を作った理由ではないよ。そういう見方には意味がない」

「音楽はいろんなレベルで楽しめるんだけど、ウィリー・クランシー、トミー・ポッツ、パトリック・オキーフといった人たちから受けたような心の奥深くからの表現は、僕らみんなが捜し求めているものと定義できる真髄なんだ」


「例えば、素晴らしいジャズ・コンサートがあって、伝統音楽のコンサートがあって、どちらも日本人の観客だとする。その反応って何なのだろう? 文化的なコンテクストとかがすべて取り去られているわけだしね。僕はそういった探求の旅をしばらくしていたんだ。(この音楽に)何をする力があるのか。(この音楽の)何が良いのかを知ろうとしたんだ」

「そして、僕は喜んで宣言できるよ。アイリッシュ・ミュージックはとても良いって。世界に通用する音楽だ。僕の考えではね。素晴らしい言語なんだ。これほど高い質の芸術性と解放された自由のある音楽は手に入らない。この音楽自体がはちょっとしたリアリティ・チェックのようなものだ。ジョー・クーリーの言葉を借りれば、<この音楽は人びとを迷いからさまさせる(正気にさせる)>。たぶんあまり理解しやすい引用じゃないかもしれないし、うまく説明している言葉じゃないかもれないけど、本当に真実なんだ」

まったく…マーティンったら…ホント素敵。ちょっと人に紹介する用事があって、この映像を再び観たんですがホントいいですね。

マーティン・ヘイズの来日まであと2ケ月弱。早い!

11/3(土)トッパンホール
11/5(月)小諸高原美術館
11/6(火)名古屋 秀葉院
11/8(木)京都 英運院
11/10(土)松江 洞光寺

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