「ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区」を見ました〜

朝7km走ったあとに、ホテル朝食を東急のポイントで食べて、ON THE SHELF TVの収録にたちあい、打ち合わせを3本、夜は静香の某取材にちょっとつきあって、最後はこの映画をみました。おなじみアキ・カウリスマキをふくむ4名の監督のオムニバス映画。ポルトガルにある世界遺産の「ギマランイス」を舞台にした物語。

それぞれにいい味出してましたが、やっぱり3本目のスペインのビクトル・エリセ監督の作品が一番パワフルだったかなー。

カウリスマキはあいかわらず。この期に及んでカウリスマキ節全開。ま、コメディってことでいいでしょう。一方、2本目の監督は重厚感はあれど訳分からず(笑)。訳わかんないのはカウリスマキもそうなんだけど、あの独特のトーンとか俳優の感じとかが、もう可笑しくって、可笑しくって(笑)。普段からあれを見慣れている、ということに改めて嬉しく思う。そして4本目の監督は観光客を題材にユーモラスな感じ。

4本一緒で90分ほどだけど、都内ではイメージフォーラムで夜9時の回のみ。しかも今週で終わっちゃう。早く見に行った方がいい。

しかし夜だってのに結構入っていた印象。もっとも小さなシアターだけどね。こういう人たちはいったい何を目的で来るだろう、と思ったりもした。やっぱりそれぞれの監督のファン?ということなのか、ポルトガルのファン?ということなのか。