映画「メイジーの瞳」を見ました。http://maisie.gaga.ne.jp
離婚した夫婦に振り回されるいたいけな女の子メイジー。なぜかイメージ的にロンドンの映画だと思い込んでたんだけど、違ったね。ニューヨークの映画らしい。
子供に対する責任…って考えちゃうよ。この離婚した夫婦。特にお母さんがどうしようもない。ロックスターで家を長く開けちゃう…それはいいにしても、いつもイライラ怒ってて、子供にもムラのある愛情しか与えない。愛してる、と何度も言いながら子供をコントロール下におこうとする。これじゃまるっきりパワハラみたいなもんだ。でも子供は健気だよね。
お父さんもベビーシッターだか家政婦だかの若い女の子と付き合ったり。でもこの若い女の子と、お母さんの新しいパートナーがいいんだ! だからお父さんとお母さんの家を交互に行き来しながらメイジーはそこにちょっとした安らぎを見つける。
子役がやせっぽちで儚げで、でもしっかりした感じもあり、ついつい同情を誘う。新しいお母さんのパートナーを学校で「新しいパパ」と自慢げに教室で紹介したりして。メイジーは明らかに彼にはちょっと…というか、かなりおませな恋心を抱いてるのが分かる。でもこんな夫婦に子供って、本当最悪だよね。愛してる、と言いながらまったく自分のことしか考えてない親。最悪。こんな親の元に育って、絶対にこの子の将来に悪影響あるよ、とか思っちゃった。特に母親。絶対に、これでメイジーが立派に自立した女性に育てば育ったで「わたしのこと捨てないで〜」とかしつこくするに決まってんだ。最悪だなー。誰かをコントロール化におこうなんて、相手が自分の子供であっても間違ってる。
で、映画としてどうかというと、話のテンポもいいし、役者は全員キャラにあってるし言うことなしの高得点と言えるでしょう。絶対に見た方がいい、とかはないけど、悪くない映画でした。
予告編はここ。→http://youtu.be/i1ygq49sVHw
この投稿はiPadで書いてるので、うまく動画の埋め込みコードが取得できん!? 以上、機内放送で見ました。あと「ジョブズ」もやってたんでもう一回見ちゃった。二度目に見たら前見たほど印象悪くなかった。やはりアストン・カッチャーの歩き方が最高。あれを見るだけでもすごい価値あり。