出張DAY2: フィヨルド、なう!

昨晩はなかなか面白い展開でした。ベルゲンの空港で、やはりこのツアーに参加しているワルシャワのワールド・ミュージック・フェスのプロデューサー、マルタと合流。市内のホテルへ。そのままほぼバタンキュー。24:00だってのに、外は薄明るい。メールを整理して、あれこれ片付けて寝たのは1時半くらいか?   そしておそらく一度も真っ暗にはならなかったと思う。そんなに北に来た実感ないんだけどなー。ここ、オスロと同じくらいの緯度だよね。で、あんまり眠れず。その割にはスッキリと5:30に起床。

ベルゲンは古い町ですごくチャーミング。今回のプレスツアーは町も協賛しているらしく、関係者にはベルゲンの町の博物館、その他を全部見れるVIPパスが配られる。でももうベルゲンはサヨナラだから、私には必要無し。素敵そうな町なのに残念。今回のプレスツアーは総勢25名くらいなんだけど、マルタと私以外の人たちは昨日の昼頃にベルゲンに入って観光したようだ。フィッシュマーケットとか絶対に面白そうだったよなー。もっとも参加するには1日早く東京を出なくてはならず、ウチにはそんな余裕はないのだよ…

しかしこういう町の観光振興も兼ねたツアー日本でもどっかでやればいいのに…っていうか、どっかで、こういうのやっているところはあるのかしら。っていうか、こんなに世界の関係者が集まるんだったら、私もせめて自分で日本のアーティストで良さげな音楽をまとめて資料作ってくれば良かった。フィンランドとかよくそういうCDを作って日本でも配ってくれ、とたくさんこっちに送ってよこすんだけど、そういう活動必要だよね。

今朝は、マルタと朝ごはんを食べつつ結構でかいホテルなのに、なんかワールドミュージックで働いている人って同じ匂いがするっていうかなんていうか…紹介される前に分かったっていうか。ほとんどみんなヨーロッパの人たちなんだけど、パリから来てる黒人のジャーナリストの二人がすっごく素敵!   一緒に朝ごはん食べた。あとはよく日本でも聞いているアイルランドのRTEのGrace Notesという番組のエレンさんにも会えて嬉しい。マーティン・ヘイズもポール・ブレイディもみんなエレンさんの番組に出ている。あとまだ自己紹介してないけど、BBCの人とかSONGLINESの人もいるらしい。しかもみんなインテリで3、4ヶ国語は当たり前。英語しか喋れないのは、私と英国人勢くらいかも?

(以上ボートの中であれこれ書いたものの、今日はもう時間がないので、また明日書きます。死ぬほど眠い。写真だけ先にどうぞー)

私たちを運ぶボートは郵便も運ぶ。


干したお魚。














最後の写真でやっと23時って感じ。
とにかく明るい。来週は緯度がさらに高くなる予定。しかも昼間はかなり暑いです。

今日の結論:男は漁師とか、船長とか、農夫とか、そういう仕事をしている人の方がミュージシャンとか音楽関係者よりもかっこいい。