今夜から発売開始〜!



20年か〜 このバンドとは「ルナサ」というバンドが着く前からの付き合いです。最近のルナサはショーンではなくトーラ・カスティがフィドルをやったり、この前の来日もトレヴァー・ハッチンソンではなくジェイソン・サイファーがベースを演奏しましたが(トレヴァーはウォーター・ボーイズのリユニオンツアーで忙しかった)、もちろんウチの20周年ともなれば、現在のルナサのベストメンバーでやってきます。ベースはトレヴァー。フィドルはショーン。ギターは先日もフルックで来日してたエド。フルートとパイプは、毎度のケヴィンとキリアンでお送りしますよ。

今回、ウチの20周年ということで、特別にプランクトンさんからルナサを借りてきました。ルナサは一番最初の来日はウチが段取ったけど、それ以降はプランクトンさんにずっと育ててもらってきた。最初の来日は、ファーストが出て、セカンドが出たころで、あのころは初代マネージャーが辞めたりして結構大変な時期で、プランクトンさんにCAY公演を作ってもらいつつも、HMV渋谷でのインストアと名古屋公演(手打ち。今井さんにお世話になった!)で、なんとか香港で1週間、暇を持て余しているというバンドに来日してもらったのだった。ホテルに泊まるには予算がなくて、今だから言えるけど、トレヴァーの妹のローナさん宅(でも、かなりリッチで素敵なアパートメントだった)にみんなで合宿状態(笑)

プランクトンに作ってもらったCAYがソールドアウトだったから、次の来日からはクアトロで公演が出来るようになった。自分のバンドがクアトロで公演なんて、私はすごく嬉しかった。それ以来、ウチでCDを出してプランクトンさんをサポートし、プランクトンさんが来日公演を作るということをずっと続けて来た。

でも最近はプランクトンさんも忙しく、ケルティック・クリスマスの出待ちの順番の列に並ぶバンドはルナサだけではない。次の正式な来日は、まだちょっと先になりそうなので、今回特別にウチの記念コンサートのためにルナサを借りてきたのです。だからルナサに関しては、この東京公演だけです、今回の来日は。たった2回の演奏のために来日してくれる彼ら。ある意味とても贅沢な企画。

とにかく最初のアルバムのリリースから、ルナサとはずっと一緒に歩いて来た。大変なときも楽しいときも、私はずっとルナサと一緒だった。あれからマネージャーが3名変わり、レコード会社も2社変わり、彼女さん/妻さんも数人入れ替わっているが(笑)、私はずっとバンドと一緒だった。私の20年は彼らとずっと一緒にあった。彼らの日本での成功がMusic Plantをここまで引っ張って来てくれた。

今回、また来日することを2つ返事ですぐオッケーしてくれたバンドに感謝。本当にありがとう。

ルナサが参加する20周年記念コンサートは、11月5日(土)、6日(日)duo MUSIC EXCHANGEにて行われます。詳細はここ。本日24時からバスケットがオープンします。