最高に素敵なランチタイム 非日常の演出ということ

いっや〜、めっちゃ素敵なお店でした。ドイツ料理のツム・アインホルン。

入り口に提示してあったランチメニュー。たくさんある中から選べる。どれも美味しそう！！

私が撮った写真いまいちだけど、これにパンかライス、コーヒーか紅茶がついて、1,500円！　このお料理の丁寧な作り方がたまらない。お皿やカトラリーもシンプルながら重厚感があって、めっちゃリッチな気分になれる。いや〜、めっちゃ美味しいわー　これで1,500円は、めちゃくちゃお得だわ。ドイツ料理ってもっとストイックな感じかと思ってたけど。添えられているマッシュポテトも上品でクリーミーで素晴らしい。このマッシュの上で眠りたい（爆）

っていうか、ソーセージ＆マッシュが食べたいなぁ。あ、あれはフランス料理か？

お店は六本木１丁目の駅から徒歩３分くらい。スウェーデン大使館のほぼ隣。もともとラフォーレ六本木が入ってたビルの敷地になるのかな？　六本木ファーストビルというビルのエスカレーター下ると、すぐ左に位置しているのが、お店です。ランチタイムはかなりの混雑。なんとか無事にすべりこみ、さっそくメニューをチェック。私はロールキャベツをいただきました。一緒にいったデザイナーさんはチキンのハンバーグ。

フロアの隅々にまで気を配るマダムも素敵。わたしが薬をテーブルの上に出したら、すかさず水を追加してくださったり、フロアスタッフのプロ中のプロ。他にもいかにもドイツ風の可愛いウェイトレスさんや、熟練っぽい男性フロアスタッフも。うーん、すごい。昨日今日レストランはじめた感じがしない。とにかく重厚感抜群。それなのに、この値段ってのが、すごい。このランチ、2,500円って言われても、ぜんぜん違和感ない。

あぁ、それにしても食文化って素晴らしいよね。音楽の世界もそうだけど、非日常的な空間につれていってもらえる。

わたしはずうずうしくも最近出た『音楽家の食卓』を持ち込み、シェフがお忙しくなかったら、とウェイターさんにお願いしてサインをおねだりしてしまった。そしたら、なんとまぁ、可愛らしい（とか言ったら失礼か）サイン。あえて見せませんが、これはちょっと感動ものですよ。本を戻してくれたマダムが添えられたハンコに関する裏話も教えてくださった。うるうる…　

帰りがけに支払いをしてたら、シェフも厨房から出てらしたので、おもわずバルロメイ・ビットマンの北とぴあのチラシ（裏にこの本のことも掲載）をお渡ししてしまった。はははは…。本当は何も言わないで立ち去るつもりだったのに。そうなんです、前置きが長くなったけど、シェフの本、北とぴあのオーストリア＆ウィーン祭で販売するんです。シェフは音楽も大好きで、ドイツ、オーストリア料理とともに音楽を紹介する本も出しておられる（数日前にここで紹介したばかり）。

それもあって、本を売る時にシェフのお料理をちゃんと事前に食べてると食べてないとじゃお客さんに対する説得力が違うでしょ？　だから前もって行ってきた、ってわけです。それにしても、ほんと新しい企画ってやるもんだよね。こうやって、いろいろ研究したりお勉強したり、ただ食べたりだけど、新しい世界を知るって、本当に楽しい。この「お勉強タイム」が楽しいのだ。この仕事、ほんとうに面白い。

なおレストランの入り口で、シェフの本もこの新刊本を含めて絶賛販売中。皆さんもぜひ行ってみて。お忙しくない時間だったら、きっとサインもいただける？　またこれまたお忙しい時間じゃなければ、ぜひマダムにハンコの由来のお話も聞いてください。さすが歴史ある名店っていう感じです。ほんと、これぞ非日常だわ… 素敵だった。

本当に素敵な時間をくれたシェフとマダムに乾杯！　私も早くお酒も復活して夜にゆっくりこれるようにしたい。ドイツの白ワインとか、いいよなぁ。その前に、またランチに来ようかなぁ。一緒にきてくれる人、絶賛募集中（笑）

あっ、何度もいいますが、バルトロメイ・ビットマンが出演するオーストリア＆ウィーン祭もよろしくね〜。