ルース・ベイダー・ギンズバーグ R.I.P.

「バンドにエイド」「ケルト市」でバタバタで、書いてた時事ネタブログがすっかり古くなっちゃったっけど、Better than Neverということで。

ルース・ベイダー・ギンズバーグ女史が亡くなった。私はアメリカの政治とかよくわからないけど、彼女の印象的な姿はたびたびタイムラインで見かけたことがある。

亡くなって初めていろいろ知ることも多く感動しているところ。本当にこういう先輩たちにささえられて今の女性はなんとか存在している。こういうの、絶対に忘れちゃいけないね。

映画を2本見た。どちらもとても良かったので、ご紹介。特にドキュメンタリーの方は圧倒的に素晴らしかった。Notorious R.B.G.。日本語で言ったら「やばいR.B.G.」って感じかな。アメリカ英語で、よく黒人の人が「最高の」とか「最強」とかいうのを「最悪の」って言う表現がある。かっこいいねぇ!!

一方で「ビリーヴ」の方はギンズバーグが最初の裁判で勝利を手に入れるまでの物語が念入りに描かれている。主演のフェリシティ・ジョーンズと、あいかわらずデカい(笑)アーミー・ハマーの夫婦が素晴らしい。

素顔の彼女。実は料理は下手くそで、映画通り背が小さかったという(152cmくらいかな)。いいねぇ、小さい女性でパワフル! でもそうなのよ、男の人でも女の人でも小さい人ほどパワフルなのよ(そう言う私は148cmしかない。でも背が低いことがコンプレックスだったことはない)。小さな巨人。私もそんなふうになりたい。

彼女が残した言葉。「淑女であれ、自立した人間であれ」

私みたいにギャンギャン騒ぐ女はダメよね。反省。でも本当に素敵だわ。そして「自分が大切にしているもののために闘いなさい。でも他の人があなたにそれに賛同するような闘い方をするのです」(定員が9人の)連邦最高裁判事のうち何人が女性になったら満足するのか、と聞かれることがあります。私の答えはいつも同じ、『9人』です」

そういえばいつだったかメアリー・ブラックが私に「Yoko, You have a strong spirit and big heart」って書いたカードをくれたことがあって、なんか、あれ嬉しかったなあ。そうでなくちゃいけないね。広い心で、強い精神で!

チキさんの番組でもR.B.Gのことが紹介された。すごく内容もわかりやすいので、ぜひ。